ラスト・サムライをDVDで観た。映画の総評としては個人的には★★である。まあまあと言ったところか。ストーリー的にはやはりハリウッド映画的展開で伏線も意外な展開もなくまあ予想通りにストーリーは展開する。トムクルーズはともかくとして渡辺謙がカッコイイ！小雪という女優には思わず見とれた（うっとり）（笑）
　肝心の侍の本懐や武士道の真の現実と残酷さを正確に伝えるという意味では下の「切腹」がわたしの中では★★★★★である。素晴らしいの一言だ。1962年のモノクロ作品なのにラストサムライのカラー映像が彩りを失ってみえるほどに内容は彩りがある映画だ。監督は、小林正樹監督で、ストーリーも抜群。カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した。仲代達矢／岩下志麻／石浜朗／三島雅夫／中谷一郎／青木義郎／佐藤慶／丹波哲郎／三國連太郎という早々たるメンバーで、若き仲代達矢の名演が光る。丹波哲郎との対決シーンのカメラワークも渋すぎる！ちなみに今からとても42年前の映画とは思えない。わたしの中では邦画NO.1である。

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