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ひよきちわーるど

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2006.09.22
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カテゴリ:法華経

昨夜は夫と「無明」について語り合いました。
そもそも「無明」とは何かということについて。

これにつきましては 私は
「仏性が自分や他者の中にあることを信じることのできない状態」と話し
夫は「迷いの生命状態だ」と。

その夫のいうところの
「迷い」とは何かということについても話し合いました。

なんだかね、こんなふうに話し続けておりますと
どんどん煮詰まってしまうと言いましょうか(笑)
話の内容が細分化されて ついつい大元の話題を忘れ去ってしまうのですね。





数日前にはお世話になっているお仲人さんも巻き込んで
夜中まで語り合っておりました。

お仲人さん曰く
「○○ちゃんは頑固やからな~。」
「わからへんくせに考え込んでまう。」と(笑)。

私に言わせますと 分からないからこそ考え込み
答えを求めてしまうのです♪

それに 例えばひとつの言葉を取りあげてみたとしましても
その言葉に対するとらえ方も
仲人さん、夫、私、とそれぞれ微妙に違ってくるわけで

まずはお互いに
その言葉に対する自分のとらえ方を説明することから始めなければ
その話し合いは必ず何処かで行き詰まってしまうのです。





今、私自身かなりこんがらがっておりまして
頭の中を整理しなければならない状態です。

でも不思議ですね。そんな状態でありましても 
自分の本当に知りたいことについて考えているからでしょうか、
とても楽しいのです。


それに ひとつ分かりましたこと。
今まで少しずつ仏教関連の本を読んできましたけれども
私、字面だけ追ってそれで理解していたつもりになっていたのだなと。


だから「無明」という単語ひとつとりましても
その言葉の意味はすぐ出てくるのですけれども

では「無明」とは一体どんな状態のことをさすのか
どうしてそうなるのか、無明を打ち破る方法はあるのか、
方法はあると仮定して、では一体どうすればよいのか。
そしてその方法は万人に可能なのか等々、

自分の中から次々に湧き出てくる疑問に対しましては
(当然のことながら)
今までの、字面を追っただけの知識では追いつかないのです。




もういっぺん勉強し直しです。

やはり最初に「疑問ありき」なのですね。
疑問を自ら生み出して その答えを自力で探していく。




今、40歳。

間に合うかどうか分かりませんけれども
今日からまたスタートです。









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Last updated  2015.09.26 05:45:23
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