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カテゴリ:think about myself
先日、仮眠をとっていたときの夢。 誰かと一緒にいるのだけれど その誰かが思い出せない。 その人がそばでいろんな話をしてくれて 私は ただ嬉しくて 自然に笑みがこぼれる。 笑いながら どうしてこんなに楽しくて、嬉しいんだろうって思ってた。 こんなに嬉しいのはどれくらいぶりだろう、と。 こんなに楽しくて嬉しいことが いつも身のまわりで起こっていたら きっと、病気なんて吹き飛ぶなと思った。 ・・・あれから数日経っているのだけれど ふとした拍子にその夢を思い出し 独り その余韻にひたっている。 思えば、幼い頃から妙に醒めていて 自分の感情を表に出すこともなかった。 大学生の時、鼻歌を歌っている私をご覧になった方に 「○○さんって鼻歌を歌う人だったんだ!」と驚かれたことも。 何考えているのか分からないとも言われていたし 第一、親からも「子どもらしくない」と。 社会人になった時、上司からは「あまり笑顔を見せないね」とも。 自分ではごく普通に過ごしているつもりだったのだけれど 周りからはとてもそんなふうには見えなかったらしく おそらくは醒めている人だと思われていたと思う。 でも、本当は醒めているわけでも 感情がないわけでもなくて ただ、それを表現する機会に恵まれなかっただけかなと。 幼い頃からしっかりしなきゃ、と 義務感でがちがちになっていた。 家の中では弟や妹たちの世話があったし 自分が甘える隙間なんて無かったし (同じく何人もの弟妹を抱えた、他の長女の人たちもそうだろうけど) 未熟な自分、失敗ばかりの自分を ふわっと抱きかかえてくれるような空間がなかったのかなあ・・・と。 おそらくは 長女としてしっかりしろと周りから言われ 自分でもそう思い続けて 幼い頃から精神的に疲れていたのかなと。 ・・・遠い昔、まるでお兄ちゃんのように慕っていた人が 歩きながら突然 「あそこに白い人影が!」と言って すたこらさっさと逃げ出したんだよね(笑)。 私は「はぁ?」と思いつつ 「人影なんてないじゃん」と、その人の顔を見たら もう、にこにこして なんて言うのかな・・すごく楽しそうで。 「逃げろー!」なんて、笑いながら走ってた。 楽しそうに走るその人の笑顔を見て 私、ひどく安心している自分に気付いたんだよね。 この人は、私と一緒にいても 楽しいと思ってくれるんだ・・・・と。 私、ここにいてもいいんだと。 数十年たった今でも その時の安心感、嬉しさを覚えている。 ・・・本当はこんな日記を書くつもりはなかったんだけど 少し前に見た夢があまりに優しくて 忘れていたいろんな事を思い出して つい 書いてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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