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ひよきちわーるど

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2013.07.17
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カテゴリ:think about myself


これまで この日記にて散々書いてきたことですので
詳しくは書きませんけれども、私自身、理系科目が全く駄目でした(笑)。

テストにしましても、まず、問題の意味が分からない。
「これは日本語ではない」などと、心の中で悪態をついておりました。

問題の意味が分からないのですから解けるはずもなく、
小学校1年生の頃から理系科目・・・殊に数学は天敵でありました。



38+41=79

周りのお友達は次々に問題を解いていくのですが
私は・・・まず○を38個書き、さらに41個書き足しまして
本当に、○が79個あるかどうかを確かめる。
それから・・・慎重に「79」と答えを書いていくわけですね(笑)。

クラスの先生が「どうしてそんな解き方をするのだ!」と仰るのですが
当時6歳だった私にしてみれば
これ以外に、納得できる解き方がなかったわけです。

今にして思えば・・・視覚の面からも納得したかったのかな?と。
本当に○が79個あるのを確かめて、安心したかったのかもしれません。



万事この調子でしたから、中学校、高校になりましてからも
理系科目は壊滅的な成績でありました(笑)。





2歳年下の弟は悲惨でした(笑)。

当時、我が家の名字は県内でもそう多くはなく、
この名字を名乗るということは・・・兄妹、もしくは親類縁者であることを意味しまして

かわいそうに、弟は高校入学早々
その名字をご覧になった先生方から
「あの、数学の出来なかった○○の弟か?」と言われたそうです。

しかし弟は理系科目がすこぶる得意でしたので
数学の先生に目をつけられることもなく

そのかわり英語が壊滅的でしたので



弟より2歳年下の妹はさらに悲惨(笑)。

高校入学早々、
「おまえの姉は数学がめちゃくちゃ、兄は英語ができない
 おまえは一体どっちだ!」と言われたそうです。



弟よ、妹よ、ほんと、ごめんね(^_^;)



けれど、高校3年生の時でしたか
ものの考え方が文系か、理系かというテストがありまして
信じ難いことに、私は完全なる「理系脳」だったのです。

テストの結果を配る担任の先生も
思わず「え!?」と仰る始末。

驚きのあまり「これは本当におまえの結果か?」と仰り、
そしてまた「どれどれ」と寄ってきたクラスのお友達も口々に
「え?うそ!信じられん!」などと

今、思い起こしてみれば
みんな、言いたい放題ではないか!




・・・それから数年後、私は何故か税理士事務所に勤務しており
所長に「数学のセンスがある」と褒めていただき

私自身、理系関連で褒めていただくのが
本当に、本当に生まれて初めてのこと、

その状況に耐えられず
「え、いや、その、あの、」とうろたえ

もう少しで「数学は壊滅的、いつも拳骨をもらっていました」と
暴露しそうになりました。




中学高校時代、弟と一緒に勉強していましても

弟は「なんで book なの? buuk でもいいんじゃないの?」と独りごち
私に「なんでもいいから、本はbook! と覚え込む!」と叱られ

私は「何でこの公式をあてはめるの?この公式はどうやって出来たの?」と独りごち
弟に「余計なこと考えんと、ちゃっちゃと公式を当てはめろ!」と叱られる始末(笑)。




・・・その「本は buuk じゃないの?」と訴えていた弟は
今では英語で論文を書いているとのこと。

「どれどれ」とその論文を弟に借り、読んでみたけれど
当然のことながらちんぷんかんぷん。

「専門用語が入っているから、姉貴には無理だよ」と労ってくれました^^




最近、さらに数学独特の考え方が気に入り
秘かに数学の問題集を解き始めています。

テストの時間制限にも、点数にも振り回されることなく
実にゆっくりと楽しんでいるけれど

家族は・・・「一体どうしたんだ」と遠目に見つめてくれています。



照れますね(違)。






おそらくは、「学校の成績」と「自分の適性」というものは
もしかしたらほんの少しズレがあって

学校を卒業した後にこそ
自分の秘めている可能性もまた見いだされるのではないか、と。



ですので、現在、学校の成績に悩んでいる生徒さんがいらっしゃるとすれば
いまは「短時間で解かなかればならない」
「高得点をとらなければならない」と思いこみ、がちがちになっているけれど

成績がふるわないからと言って、自分には適していないと思う必要はない。


もしも、「短時間で解かなくてもよい」「何度失敗してもよい」
「納得するまで突き詰めよ」ということでしたら
自分の持つ可能性もまた、大きく開かれるのではないか、と。


そんなふうに思うのです。





数学がほんの少し好きになりつつありますが
それでも不得手ということには何の変わりもありませず

娘に「sine・cosine・tangent」について訊かれましても

思わず「tangent ・・・音楽の記号にあったよね」と口走り
娘に遠い目で見つめられる、そんな日々です。






 





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Last updated  2013.07.17 12:28:26
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