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ひよきちわーるど

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2018.06.15
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カテゴリ:健康
2時間待ったのち、いよいよ路線バスの出発です。
先ほど購入したパンと飲み物とを手に、バスに乗り込みました。

乗客は私1人のみ。
しばらくして何人かの方々がスーパー前で乗り込み、学校前で乗り込まれましたが
いずれも途中で降りて行かれました。


・・・始発から終点までじっと、席に座り続けている私を
時折、運転手さんが訝し気にご覧になっていました。

スキーシーズン中に乗るならまだしも
季節柄、スキー場もほどなく閉鎖、おそらくは何もないだろう場所へ
女性がたった1人でスキー場に行こうとしているのです。

運転手さんからしてみれば 何しに行くねん、といったところでしょうか。


しかも、その女性は窓の外を一心不乱に見つめている。
何やら思い詰めてもいる。ため息もついている。

そして、暗い(笑)。


いや、実は、窓の外を見つめていたのは
初めて行く場所だったものですから、ついつい見入ってしまっただけのこと。
スキー場に近づくにつれ、雪が増えてきまして
南国出身者としましては・・・やはり嬉しかったのです。

思い詰めていたのは、短歌のことを考えていたため。
バスの窓から見える川の水の色に惹かれ、
「きれいだな・・・」と感じたことを短歌に閉じ込めておきたかったのです。

そして、ため息をついていたのは・・これから起こるだろうことを考えてのこと。


実は路線バスを終点にて降りた後は
ひたすら、山道を歩かなければならなかったのです。

もはやバスも何も通ってはいません。
ただただ、スキー場を目指し山道を歩きとおすのみ。

途中、お店も民家もないことは
既に google street にて確認済みです。


いえ、山道を歩くのは確かに大変ではありますが、さほど苦にはなりません。
では何を怖がっていたのかと言いますと、不審者と熊の出没だったのです。

殊に熊につきましては 前日、ネットで調べまして
自分がこれから行こうとしている場所では
熊の出没の多いことを初めて知ったのでした。

・・それまでは 山道も大変かもしれないけれど、
遠くに広がる雪山を眺めながら歩くのもよいかもしれない、などと
悠長に構えていましたが、熊の出没ともなりますと話は別です。

大慌てで鈴を探し、熊との遭遇に際し注意するべき点を調べ、
俄かに緊張し始めました。


・・そういう様々な不安を抱えた上での、このたびのスキー場行きでした。




覚書7 に続きます。





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Last updated  2018.06.15 12:39:21
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