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カテゴリ:徒然に
こんな風に、落ち着いてパソコンに向かうのは 一体どれくらいぶりだろうと思います。 義父逝きて早2か月、 事務的な手続きはまだまだ残っておりますものの 夫の妹と手分けし、何とか手探りで頑張っております。 ・・情けないことに告別式の翌日にいきなり体調を崩し その状態はいまだ続いておりまして 何故か両の手のひらには水泡もできてしまいました。 手のひらの水泡と言いますと そんな、全く大したことないじゃん、と今までは思っていたのですが 実際自分がなってみまして、思ったより大変なことを痛感。 皮膚科の先生も、この手の状態をご覧になるなり 「うわ!」と大声をお出しになり ( しぇんしぇい、そんなん言うたら患者は泣きそうになりますぞ・・ ) 強力なステロイドを処方されるもほとんど効かず それどころかますます酷くなる一方。 暮らしの中におきましては 洗面台の前にて「・・顔ってどうやって洗うんだっけ」と立ち尽くし 書類の角が手に当たろうものなら悲鳴を上げ 保護用の手袋が手放せず、酷いときには両手を包帯にてグルグル巻き。 親族や自分の友人・知人にあてての喪中はがきも 何とか必死にペンを持ち、書き上げることができました。 このたびの体調不良、そして手のひらの不具合。 周りの皆さんからは、今までの疲れがいっぺんに出たんやなと 言っていただいておりますが、そして確かにそうなのですが それ以上に、義父が亡くなってしまったことが・・本当に大きかった。 今でもなお、わからないことや「あれ?」と思うことなど 無意識のうちに「お義父さんに聞いてみよう。」と思ってしまう自分がいます。 ふとした拍子に「お義父さん、今回の入院長いな・・。大丈夫かな。」と 「本や着替えをたくさん持って行かなきゃ。」と思ったりもするのです。 自分自身、精神面がダイレクトに身体に現れてしまうわけですが おそらくはこのたびのショックを受け止めきれず 免疫関連が脆くなってしまったものでしょう、 身体の弱い面(皮膚)にかなりのダメージがあったものと思われます。 また先々月、腹膜偽粘液腫の検査が滋賀の病院にてありましたが これもまたグレー。 いつもは「大丈夫」と言ってくださるはずの主治医が 今回は笑顔が全く見られず、年明け早々に再検査となりました。 ・・・義父の遺してくれた膨大な資料、闘病日誌、日記。 今、それらひとつひとつに目を通していますけれども その中に、数年前、私がこの偽粘液腫の検査のため 滋賀の病院に行った時のことが書かれてありました。 それについて様々なことが書かれてありましたが 最後の行に「 頑張れ 」と。 このたび あと十数日で再検査を受ける身としましては 義父の「 頑張れ 」との言葉が心に響きます。 今から6年ほど前の義父の闘病日誌に、こうも書かれてありました。 たとえ身体は消滅しても、心はいつまでも伝えていくことができる。 その意味において、まさに心は不死であり、永遠である。 まさに義父の遺してくれた言葉は私たち家族のよりどころとなり、 この長いトンネルを進む上での大きな支えであります。 確かに 義父は私たちの前からいなくなってしまいましたが 心は、いつまでも私たちとともに在るのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.22 16:29:48
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