ハッピースマイル!笑顔でいこう♪ ~幸せな日々の徒然~

2009/10/13(火)21:54

自然の流れに身を任せてみる

出産を経験して痛感したこと。 それは、 自分が思い描いた通りの形にならなかったとしても、 それは必ず、今の自分にとってパーフェクトだということ。 赤ちゃんは、予定日を10日過ぎて生まれてきました。 初産は予定日より遅れ気味、とはよく言われているけれど、 それでも2~3日、せいぜい一週間くらいのものだろうと思っていました。 しかし、一週間が過ぎてもいっこうに生まれる気配が無い。 家族も、そして友人も心配で気が気でない様子。 何より私自身、「どうしちゃったの?」という感じでした。 出産に向けて充分に体を動かしていたし、 やるべきことはやった自信があったのに、 一週間が過ぎた時点での検診で、 「赤ちゃんが全然下に下りてきていない。」 妊娠中の検診ですでに、赤ちゃんが大きめであることはわかっていました。 予定日に産まれたとしても大きい子のはずなのに、 予定日を過ぎたらその分また大きくなっているはず。 大きくなれば、骨盤を通れなくなる可能性が高くなるのです。 「この週末様子を見て、それでも兆候が無ければレントゲンをとって、  骨盤を通れるかどうか確認しましょう。  通れそうであれば、お薬を使って陣痛を誘発しましょう。  もし通れなさそうであれば、帝王切開を検討しましょう。」 ここまできて、帝王切開。 自然分娩にむけてがんばってきたのに…。 もちろん頭では、母子共に健康であることが最優先事項であることは わかっていたし、無理にでも自然分娩にするつもりもありませんでした。 だけど、帝王切開になったら、、、って考えたら混乱してきてしまった。 なんで???って。 あんなに頑張ったのに、なんで? どうして下りてきてくれないの? 生まれてきたくないの? 考えれば考えるほど、混乱して思考はマイナスのスパイラルにはまっていく。 「この方法でないと赤ちゃんは生まれないのだから、  今は元気に赤ちゃんをこの世の中に出してあげるのが  今のみおちゃん、ママのお仕事です。  プールで私や仲間と知り合えた事、楽しくアクアビクスをした事、  は決して無駄にはならないからね。  緊張しそうな時は私や皆の笑顔とプールでプカプカ浮いたことを思い出してね♪」 悶々としてしまう中、マタニティスイミングのコーチであり助産師の先生に 素直な気持ちを相談したときに返ってきたメッセージ。 このメッセージをいただいたときに、一気に力が抜けて身体が緩みました。 もう、やるだけのことはやった。 もがくのはやめて、流れに身を任せよう。 大丈夫、きっと大丈夫。 その二日後、陣痛が始まって、翌日無事に自然分娩で 赤ちゃんを産むことができました。 今思えばその10日間でいろいろなことを感じ考えたし、 最後に自分を信じてOKを出してあげられたことが お産の充実感につながったような気がしています。 思っていた以上に時間がかかったし、痛かったし、苦しかったけど、 生まれてきた瞬間の開放感と充実感は何ものにもかえがたいものでした。 妊娠中、お産に向けて妥協をせず、 信頼できる産院を探し最高の先生と出会えたこと。 身体作りのスイミングでも、最高の先生と仲間に出会えたこと。 いろんなことが起こったからこそ、家族の絆が深まり、いたわりあえるようになったこと。 全てに意味があるんだな、って今になって強く思います。 自分のチカラではどうにもならないとき。 自分を信じてあげられるかどうか。 根拠は無くとも、「これで大丈夫」って思えるかどうか。 それはやっぱり、日々の積み重ねがあってこそ出来ることなんだと思います。 それができたときに出た結果は、どんな形であれパーフェクトなんじゃないかな。 だからこれからも、日々のコツコツを大切に、 やっぱり笑顔で過ごして生きたいなと思うのです。 WWF(世界自然保護基金)は、約100カ国で活動する世界最大の自然保護NGO(非政府組織)です。 人と自然との共存をめざして、生態系の保全から地球温暖化防止まで幅広く、世界の自然を守る活動に取り組んでいます。 WWFの活動はすべて、一般の方々からの会費やご寄付によって支えられています。

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