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カテゴリ:熟女のたわごと
父のいる4階に昇って行きましたら、病棟転院で
入院室からリハビリ専門の病棟に移っていました。 長い廊下を歩いて行き、部屋に洗濯物を置き、 夕食の最中だった父のとこへ行きました。 そばに立って見てましたが、父は気づかず自分で スプーンで懸命に食べていました。 どんなものを食べてるのか拝見しますと、ほとんど 形のないものですりつぶしたものばかりで 「おいしかね?」と尋ねますと 「おいしか!」と言ってました。 スプーンを使うのが心もとなく、手を貸そうかと思いま したが、これがリハビリなのだと思って、見守って いました。 でも私は、別のことを思いました。 みーんな一緒に食堂で食べてある光景をみて、やはり 家より良いとこはないなって。 こんなにすりつぶして手がかかったことはできないけど 父が好みそうなものをこしらえ、形があって柔らかい物 は食べられるだろうと。 私も年取って、父のように、こんな風に過ごすのだろうか と思いますとゾーッとします。やはり死ぬまで現役でいた いなと心から思います。 自分のことは自分でやれる幸せを噛みしめながら、帰途に 着きました。 美味しい椎茸食べましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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