2007/06/26(火)03:39
蜜蝋ろうそくとハワイアンキルト
こちらは、裏面(笑)。
今日一日、
考えていたのは、
今の自分を受け止めることができて、
初めて、
変わることができる、ということ。
ころんと、
目の前にある作品。絵ろうそく。
私は、
ここ、
この立ち位置にいる。
そう思って、
改めて見つめると、
まだまだ未熟なところが、
目に付いてしまう。
トランシットの火星は、
牡羊座から牡牛座に。
もう少し、
手を入れてみたいような、
気持ちがしています。
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引っ越しの済んだ、
自然関係の新しい事務所では、
Tちゃんと私は背中合わせの配置です。
午後からずーっと、
ふたりでした。
19時くらいになっていたでしょうか。
「Mさん見て!」振り向くと、
PCのモニターには通販のサイトが(笑)。
「ハワイアンキルトだよ!かわいいでしょ!」
おおっ!これが!!
つい先日、
白人占領下になったばかりのハワイで、
ハワイアンキルトの伝統を守ろうとした女性のカフナ
(ハワイの古代宗教の僧侶。精霊使いのような存在でもあります)の話を、
読んだばかりでした。
その本には、
写真もイラストもなかったのですが、
ここで、
見せてもらえるとは。
Tちゃんは、その場で、
ハワイアンキルトのラグを、
お買いあげになりました。
私は、嬉しくなって、
つい、
そのカフナの話をしていました。
「いい話だよね。」
Tちゃんは、
いってくれました。
私は占いの仕事の他に、自然保護の仕事を長くしていますが、
自然を残してゆくために、
私たちは、
地域の忘れられた文化や伝承を掘り起こして、
住む方々に、
誇りを取り戻してもらうところから始めます。
このお話のカフナのような役割を、
Tちゃんも、私も、
少し担っているのかもしれないね。
だから、
とても惹かれるんだ。
ああでもね。
誰も本当は、
こういう話が好き。
できれば、
こんなお話のように、
生きていきたいと思っているんだと思う。
都合良くそう考えながら、
落ちてきた髪を、
なでつけようとすると、
指先から、
まだ、
蜜蝋の甘い香りがするような、
気がしました。