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南アフリカの主な交通機関は勿論車です。でも、ちゃんと市バスもあります。首都プレトリアのダウンタウンにあるチャーチスクエアから、東西南北に、市バスが走っています。
そしてこの市バス、朝夕の2,3時間のみ、30分に一本ですが、それはきちんとした時間どおりに郊外の住宅地まで走るのです。すごいスピードで。 一方、タクシー(タウンシップ発着のマイクロバス)は、時間には関係なく、満員になったら出発、という決まりがあるので、発着時刻はないも同然。 だからタウンシップに住む人たちと約束をしても殆どが遅れてきます。それは彼らの責任ではありません。仕方がないのです。だから、時間にはみんなが寛容です。 ところで今日、私は東京へ行くのに、“のぞみ”自由席券を買いました。ホームに出た時、次に来るのはひかり、その5分あとにのぞみが来るのでした。 東京までの所要時間は、のぞみが1時間40分、ひかりは1時間50分なのです。あとから来るのぞみに乗れば5分早く東京に着く予定です。 人間の心理ってとても面白いですね。並んでいた人の殆どは、次ののぞみを待っていたのです。ひかりの座席にはがらがらでした。 以前のひかりとこだまの関係と同じでしょうか。ひかりは満員でも、時間がかかるこだまはがらがらということがよくありました。 そして私はといえば、のぞみの切符を買ったのに、混んでいそうなのぞみよりも、ゆっくりでゆったりのひかりに乗ったのです。いまだにアフリカ時間に慣れているのでしょうか。 っていうか、10分早く着いても、今日の私にはもてあますだけの時間にしかならなかったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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