Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Haukeaです。

カメハメハ１世がキャプテンクックより西洋の武器を手にするまでは、
ハワイの戦士は自然の物を使った武器を使っていました。

戦士はハワイ語で koa コア、武器は mea kaua メア カウア。

古代ハワイでは、最高権力 ali'i nui を目指し王族間での戦いが絶え間なく、
その戦いに使われた武器は様々な物がありました。

　　　　　　
　　　　　　　　この絵では皆が羽のマントを身につけているので
　　　　　　　　　　　　　全員が王族のようですね

右側の戦士の左手に持っているこん棒「Newa ネヴァ」。
　　　

持ち手の部分はコアウッド、 先端の石は溶岩からの玄武岩、
紐はココナッツの繊維から作られています。
これで一撃されたら・・・

木製のこん棒もありました。
　　　　　　

絵の左側の戦士の右手の物は 「Lei 'o mano レイ オ マノ」。
　　　　　　　　　

これは、木に鮫の歯を付けた武器。
刀の様に使ったり、投げて使ったり、様々な大きさ・形があります。
コチラからどうぞ。

面白い物では「Pikoi ピーコイ」（Pi のi にカハコーが付きます）。
　　　

写真は木製ですが、石で出来たのもあり、
先端に付いている紐を持ち、振り回して敵の足に絡ませ捕虜として捕らえたのだそうです。
でも、打ち所が悪かったら致命傷でしょうね。

そしてコレ。
「'Oku'eku'e Lima Kaua オクエクエ リマ カウア」。
歯は鮫、紐はハラの木の皮を巻いたものだそうです。
　　　　

こんな風に使います
　　　　

あ～、痛そう・・・

槍等もモチロンありますが、接近戦で使われる武器をご紹介してみました。