全国最年少市長となった夕張市長
再建中の夕張に最年少市長 元都職員の鈴木氏が初当選 夕張市長選で初当選を決め、万歳する鈴木直道氏=24日夜、夕張市 夕張市長選は24日、新人の元東京都職員鈴木直道氏(30)が、前衆院議員の飯島夕雁氏(46)=自民、公明、みんな推薦=ら3新人を破り、初当選を決めた。鈴木氏は熊谷俊人千葉市長(33)を抜いて現職では全国最年少市長となった。 全国唯一の財政再生団体の同市は、322億円の赤字を2010年度から17年間で解消するとした財政再生計画下にある。赤字解消の前倒しを含む地域再生策の立案や、人口減への対応が急務。 鈴木氏は、除排雪の充実や夕張産農作物の販路拡大を訴えた。東京都との連携や若さを打ち出し、終盤に応援に駆け付けた石原慎太郎都知事の後押しも受けた。 鈴木 直道(すずき・なおみち) 30歳 無所属・新 代表的肩書 元東京都職員 主な経歴 内閣府地域主権戦略室員・夕張市行政参与 最終学歴 法大 夕張市長 定数1 開票終了 候補者名/党派 現・元・新 得票数 鈴木 直道 無所属 新 3,569 飯島 夕雁 無所属 新 2,779 羽柴 秀吉 無所属 新 1,440 笹谷 達朗 無所属 新 114