先月発表されたマンガ大賞2011ノミネート作品の中で、
おすすめの２作品を紹介します～

まずは第二位の『乙嫁語り』森薫
　　20 歳の花嫁アミルと12 歳の花婿カルククのお話。
部族間の結婚といさかい、一族に伝えられた伝統、そして大国同士の争いの兆し。
そうした中を健気に生きる人々の姿はなんだか懐かしくもあります
第一話の最初のコマから、描写の細かさに脱帽
その精緻な書き込みがこれでもかと続く一方、中央ユーラシアの
雰囲気を事細かに伝える物語は、まさに森薫ワールド全開！
「エマ」といい本作といい、趣味丸出しだからこそこだわり続ける作者のプロ根性は
すばらしいの一言です～
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つづいて第十位の『ドリフターズ』平野耕太　　　　　
歴史上の人物が異世界に飛ばされて活躍する話です
登場する人物たちのチョイスも個人的にすごく好きです。
織田信長、ジャンヌダルク、那須与一といった主流も混ぜつつ、渋目のチョイスもあり、菅野直とかたまりません
強めの線で大胆な構図で描かれる世界、魅力的で癖のある登場人物。
ライトなファンタジーが多い中、久々の骨太のファンタジーって感じのマンガです。
作者は『ヘルシング』で有名な平野耕太さんです～
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ちなみに一位は、

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