テーマ:家を建てたい!(9820)
カテゴリ:マイホーム
下の写真の様に基礎と土台をつなぐアンカーボルトは、きちんと真ん 中にあるのが当然です。 地震や台風などの大きな外力が建物にかかる際に、土台が基礎からずれたり、 浮き上がったりすることがないようにしっかりと固定させる金物がアンカ ーボルトです。阪神大震災のときに土台が基礎からずれていたのは、 アンカーボルトがしっかりと働いていなかったからです。 いくら基礎が頑丈にできたとしてもアンカーボルトの設置がうまくい っていなければ、その基礎は何の役にもたたない事になりますので、入念なチェックが必要です。 これがアンカーボルトがズレている悪い例です。 アンカーのズレより基礎の位置が間違っている場合があります・・ 土台が半分しか載っていないようでは、基礎とは言えません。 原因としては、基礎施工業者の未熟、現場監督のチェックミスが挙げられま す。位置はやり方という作業から、何度かチェックするタイミングがあります ので、土台がハズれる等言語道断・・壊してやり直してもらいましょう。 上の写真はアンカーホルダーという固定金物です。他にもSDクリッ プ・アンカークリップ等アンカーボルトを固定する金物があります。 よく田植えと言いますがコンクリート打設後アンカーボルトを差し込 む業者さんがおりますが、手間を省こうとしているだけです・・ ズレが生じたり、コンクリートの下がりにつながります。 監督さんが固定したがらないのは、鉄筋の精度が悪いからです・・ アンカーボルトを基礎の鉄筋に固定してから、コンクリートを流し込 むべきですよ(^0^)・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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