福島被災★南相馬保護・静ちゃん

保護当初、既に推定７，８カ月だったため、
それまで人にあまり接しないで生きてきたと思うわれるので
ヒト慣れできていませんでしたが、
徐々に慣れてきて、今では甘えてきたり、撫でさせてもくれます。

　　　　　　　静ちゃん1

　　　　　　こんなに、ナデナデさせてくれるように。

　　　　　　　みんなと一緒の静ちゃん

　　　　　ほかのみんなとも仲良しになりました。
　　　

静ちゃんは、一旦里親さんが決まって譲渡となったのですが、
里親さんのお宅で、移動後数日、不安鳴きをしてしまい、
ご近所からクレームが来てしまって、
泣く泣くお返し、ということになってしまいました

不安鳴きは、譲渡という環境の変化によって
猫にとってはありがちな行動です。
今度里親さんのご応募があった場合は、
そのあたりもよくご相談したいと思います。
猫にも、もちろん里親さんにも、何の非もなくても、
お返しいただくことになってしまうのは、
猫にも里親さんにも、本当に申し訳ないですので。

　　　　　　　ソファの静ちゃん

　　　　　右は、サビ猫の小雪おねえさん。真ん中は、ちっちゃい苺。

　　　　　　　ゴチャゴチャ１

　　　　　　桃や新之介、かおる、小雪など、
　　　　　　おじさんおばさんに囲まれて、幸せな静ちゃん。

元野良猫は、個々の性格にもよりますが、
概して、他の猫と仲良くなれる子が多い。
野良で、他の猫たちと、助け合って生きてきたからでしょう。
保護されてからも、人間よりまず猫と仲良くなろうとします。
それを受け入れてくれる、なな猫ほーむの猫たちに感謝です。

　　　　　　　まことちゃんと静ちゃん１

　　　　　　　　まことちゃんと仲良しだった静ちゃんです。

（元）まことちゃんは、静ちゃんと一緒に福島で保護された子猫でした。
先日、一足先にすばらしい里親さんに恵まれて旅立ちました。
静ちゃんと、年頃は全然違うのに、とても仲良しでした。
一緒に保護されてきたけど、やっぱり同地区で生きてきたのかな。
お互い知っていたのかな。
そう思える、仲の良さでした。

静ちゃんも、（元）まことちゃんのように幸せにしてあげたい。
家猫の安心・安全を知ってしまった静ちゃん、
もう、怖い思いも寒い思いも、ひもじい思いもしなくていい、
家の中の猫として、これから優しい里親さんに巡り合えるようにと願っています。

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