とりあえずやってみよ♪ (台所育児、絵本 etc...)

　ミュージカルの「錨を上げて」で、ジーン･ケリーのダンスの魅力の
虜になってしまったチビちゃんと私。
だから、私達の世代でも名前くらいは聞いたことがあるという程の
有名な作品「雨に唄えば」は絶対持っておくべきだろう。
…と勝手に判断して買っておいた。

　1951年のやっぱり古～い作品だが、カラーで映像もきれい。
歌とダンスはもちろんの事、ストーリもラブコメチックでなかなか面白い。
この時代の映画は、英語もクリアで聞き取りやすいのが良い。
それに、このミュージカルではジーン・ケリーのダンスだけでなく、
ドナルド･オコナーというコメディアンの切れの良いダンスも大変魅力。

　さすがにチビちゃんは、ストーリを毎回通しで見ることは難しいので、
チャプターでダンスシーンだけ選んであげて見せている。
これがDVDの良いところ。

　ジーン・ケリーとヒロインの女優さん、ドナルド･オコナーの三人で
“Good morning”という楽しい歌に合わせて踊るシーンが
チビちゃん特にお気に入り。私も大好き。
もちろん、ジーン・ケリーがを持って雨の中を踊る名シーンもグッド。

　先日、お風呂場を洗う間だけ何か見せてあげようと思い、
「いないいないばぁ」と「雨に唄えば」のDVDケースを見せてどっちがいいか聞いた。
すると、あのワンワンフリークのチビちゃんが、
「雨に唄えば」を指さして、デッキにセットしろと私に支持した。
これほど気に入って下さるとは思いもしなかった。

　字幕しかないので、常にチビちゃんの耳には英語が入ってくる。
チビちゃんは喜んでるし、耳は英語に慣れるし一石二鳥。

子供には幼児向けのDVDという固定観念に捕らわれず、
害になるものでなければ、色々見せてみるもんだな～と思った。

しかし、相変わらずチビちゃんが真似するタップダンスは、
地団太にしか見えない。