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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2321)
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友人と、旬のスポット「東京ミッドタウン」へ行く。 ここは六本木ヒルズに対抗した新しい”大人の遊び場”である。しかし六本木ヒルズには行ったことがないので、比べようもない。ヒルズなんて名前聞いただけで、カッコイイ・・・なんて思ってビビってしまう魂の小さい私である。 GWということもあってか、大混雑。新しいのでなおさらだ。ビルの中にある食べ物屋という食べ物屋に行列ができている。有名な和菓子屋「とらや」にも行列が。しかしなぜ行列を作ってまでここのとらやで買い物をしなければならないのか。ミッドタウン限定のお菓子でも売っているのだろうか。私なら別のとらやに行くが。でも、ミッドタウンのとらやで買うということに意義があるのかも知れない。 食事は無理そうなので、ビルに入っている店を見てまわることにした。入っているのはなんだか高級そうな店ばかりだ。庶民の私たちにも親しみやすそうな雑貨屋に入る。 ぬいぐるみ、1万5千円。 ぬいぐるみに1万5千円。巨大なサイズなら分からないこともないが、大きさは大体30センチくらいで、しかも意図的なのかところどころがほつれていて古く見える。いい生地を使っているのだろうか。 ポストイット、840円。 文房具屋で80円くらいで売っているものに絵がついているだけだ。絵代で10倍に跳ね上がるのだろうか。相当有名な画家なのだろうか。 綿のブラウス、5万円。 友人「私、布買ってきて、縫うよ・・・」賃金の低い地域から出てきた友人は悲しげにつぶやいた。 こんなにことごとくが高いのに、お客さんたちは熱心に商品を手に取り、買う気満々で試着して鏡の前に立っている。みんな、一体どのくらいのレベルの生活をしているのだろう。上の中くらいだろうか。下の上レベルの私たちには異国の世界だ。 パンプス、15万円。 もう、ありえない。靴に15万。しかも布製だ。汚れたらどうすればいいのだろう。一生その靴だけで他に一足も買わなくていいのならいいかも知れないけど、そんなはずはない。 草履、2万円。 私「あ、安いじゃん」 友人「うん、安い安い」 思わず手にとって見る。草履は生活に必要なものでもないけど、安ければお土産にしても良い。 でもミッドタウンを出てから、草履2万円は全然安くないことに気づく。 ミッドタウンは、金銭感覚の分からなくなる、とても不思議な場所だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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