hongming漫筆

2005/05/13(金)10:07

実名主義はどこへ行った

気になるニュース(83)

 13日の読売新聞に、「脱線事故会見巡る不適切発言でおわび」という文章が載っている。  尼崎脱線事故の記者会見で、読売新聞の記者が「不穏当・不適切な発言」をしたことについての謝罪。実際には「不穏当・不適切」というより「傲慢・感情的」と表現した方がよさそうな発言だったようだ。  不思議なのは、その記者の名前が書いてないこと。  事件の被害者や、時には加害者の実名を報道する必要があるのか、という意見があるたびに、新聞はいろいろ理屈をつけて、「実名を出すことが必要だ」と繰り返してきた。  それなのに、身内になると名前を隠してしまうのはどういうわけだ。  犯罪者というわけではないのだし、名前を出して、その記者に自分で謝罪文を書かせれば良さそうなのに、そうできない事情でもあるというのだろうか。 楽天ブログランキング←クリックしてください  楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。

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