テーマ:成功するちょっとした方法(73)
カテゴリ:自己啓発
著者は1908年、駆け出しの新聞記者時代にアンドリュー・カーネギーと出会い、彼の要請で誰もが成功できる秘訣の体系化に着手した。
この企画には500名以上の各界成功者が協力し、52年後の1960年に、自己実現のための原理原則を体系化したPMAプログラムという形で完成した。 著者はその間、ウッドロー・ウィルスン大統領の広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務め、大富豪の1人としても有名になった。 本書はナポレオン・ヒルの編み出した成功プログラムのガイダンスブックに相当する。 1967年刊行のロングセラーであり、自己啓発書としては代表的なものである。 「強く、強く、強く信じよ」「この世には、恐れるものなど何もない」といった言葉が並んでいる。 数ある自己啓発書の中で、本書に特徴的な点を挙げるとすれば、50年以上かけて練り直されたノウハウが現在に至るまで支持を得ていること、すなわち時代の変化を越える普遍性が実証済みである、ということだろうか。 「あなたがその気であるならば、本書を十二分に活用することにより、成功と心の平安をともに獲得できることをお約束する」といった頼もしい一文も見られる。 全編を通じてアメリカン・ドリームやピューリタニズムといったアメリカ的発想が垣間見える本書は、自己啓発書としてのみならず、アメリカ文化・社会への理解を深めるための本としてもおもしろい。 数年前にモーグルの上村愛子さんが愛読書にされているということを聞いて読んでみました。 原題は[GROW RICH! WITH PEACE OF MIND]。 「成功とは目標を達成していくその過程のことである」という定義の通り、人生において心の充足感という大切なものを得るために大変役立つ一冊です。 特に「逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」というフレーズは私の一生の財産であると言っても過言ではありません。 上村氏の様々な苦闘を乗り越え続けているエネルギーの源はこの本にあったのではないでしょうか。 人の心をよく分析・洞察しており、どうやったら人は幸せになれるのか、その心の持ち方を説いています。 ・前向きな心を持つこと。 ・願いを強く持ち、粘り強く当たること。思いは必ず実現する。 ・相手の気持ちを思いやること。 ・恐怖に支配されないこと。過去の悪い記憶は忘れること。 ・自分の心を知り、自分自身の人生を生きること。 あまりにも当たり前のことが書いてありますが、案外、人は困難に直面して迷っている時は、この当たり前のことを忘れがちなように思います。 目からウロコが落ちるというよりは、常に基本に立ち返れということを、思い出させてくれるような本です。 したがって、私も急いで読まず、半年くらいかけて、少しずつ読んでいました。 仕事で順調に思いどおりに進んでいる時もあれば、困難に苦しんでいる時もあります。 そして、苦しいときこそ、時々自信が持てなくなる時があります。 そんなときは、この本に書かれた言葉が心に深く染み渡るはずです。 心に強く残った作者の言葉をいくつか引用します。 「祈りの大部分は、その祈りの中に答えの大部分を持っていることに、あなたは気づいたことはないだろうか。祈りは、それ自体を通じて祈る者の心にとどまり、やがては信念として根付いていく。そして人間としての脳力の自覚を強めてくれるものだと私は信じている。」 「自分の夢を大切に育んで欲しい。それはあなたの精神の子供であり、あなたの究極の成功のための設計図なのである。」 世のため人のために役立ちたいという自然な思いが、やがて他人も自分も幸せにしていく。 人はそう作られている。 夢と信念を、そして自分を強く信じなさい。 そんな彼のメッセージを確かに受け取りました。 人生の精神の支えとなる古典的名著です。 ●成功哲学(楽天)
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Dec 30, 2011 03:13:32 AM
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