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●現代ビジネスでは現場からのボトムアップ的な戦略が必要だ!
多様な情報が飛び交う、複雑で変化の早い現代のビジネス環境では「現場の判断」の重要性が高まっています。 戦略とはトップダウンで実行を指示するものではなく、むしろ現場のリーダーや現場に近い専門家が、ボトムアップ的に立案し実行するべきものになってきているのです。(この視点が本書の"あたらしさ"の1つです) 多くの戦略書は、情報の分析手法であるフレームワークに多くのページを割いていますが、重要なのはフレームワークを用いた「分析」だけではありません。 戦略の難しさは、むしろ「実行」にあります。 そのため、本書では最終的な「実行」の成功から逆算して、戦略を5つのステップで学ぶ構成としました。(この点が、本書のもう1つの"あたらしさ"です。) だれもが自分の「人生・キャリアの戦略責任者」です。 戦略的発想を持つことで、自分自身の目指す方向が明確になり、実現の可能性が高まるとともに、そのプロセスが充実したものになります。 現場のビジネスマンが戦略を身に付ける意味は小さくありません。 戦略を「現場よりの責任者」として立案される「現場のリーダー」、そして戦略の実行にあたる「現場のビジネスマン」の方にぜひ読んでいただきたい1冊です 戦略の定義、情報収集と分析、戦略の実行―etc. 現場のビジネスマンが知っておくべき戦略のエッセンス。 『はじめての課長の教科書』の著者によるとってもわかりやすい戦略の教科書。 内容は、著者が言うには、アカデミックなものや情報の分析を主とした従来の戦略本とは違い、戦略の実行という現場の観点から書かれたものであるところが新しいらしい。 たしかにフレームワークを使った情報分析の本なんかは巷にはあふれているが、この本のような、人の性格分析まで含めて、いかに戦略の実行を成功させていくのかという切り口の本は少ないかもしれない。 内容は、 第1章で戦略を定義し、第2章で「現状把握」のための「情報の収集と分析」を説明。 第3章は「目標の設定」、第4章は戦略を立案するための「原則」を明らかにし、第5章は「戦略の実行」の説明となっている。 それぞれの章における著者の説明も分かりやすくて優れているが、なによりも、それがすべて第5章の戦略の実行につなげているのがいい。 この本の記述方法がまさに問題解決のための戦略の実現になっているように思う。 プロジェクトに多く携わってきた自分にも反省すべき点が多いなと感じる。 もっと効果的な実行方法があったことに気付かされた。今後のプロジェクトに生かしたい内容の本だ。 それと、この本は買ったときに著者にサインをもらっていた。 サインには一言添えられている。 「すべての問題の原因は必ず過去にある」 そのとおりだと思う。 前線で戦っている全てのリーダーとマネジャーのための必読の図書です。 ●あたらしい戦略の教科書
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Last updated
Jan 2, 2012 05:15:45 AM
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