カテゴリ:読書
第132回 直木賞受賞作品
芥川賞の阿部知重「グランド・フィナーレ」と比べると 断然 こちらの「対岸の彼女」の方が 良かったです。 特に女性には おすすめ。 田村小夜子、楢橋葵、野口魚子(ナナコ)の出会いとつながりを 三十代の現在と高校時代を行き来しながら 一気に読ませます。 特に女子校では絶対ありそうないじめ 無視 クラス内の陰湿ないじめがはやりだした時 高校時代のナナコが 葵に言う言葉で 「その順番がアオちんになったとしても、あたしだけは絶対にアオちんの味方だし、できるかぎり守ってあげる。 ね、みんなが無視したって、たったひとりでも話してくれたならなんにもこわいことなんかないでしょ?」 これは協定でも交換条件でもないので 自分が無視されたときは アオちんは何もしなくていいよ その方がアオちんは 安全だからと言う ナナコ こんな子が たくさんいたら学校でも会社でも くだらない いじめなんか無くなるのに。 【送料無料商品】対岸の彼女 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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