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長い間議論が続いてきていた航空自衛隊F-Xがついに決定しました。 なんと、誰しも予想だにしなかったMiG-21の最新型だそうです。 今回採用が決定したのは、歴史あるMiG-21の中でも1994年に初飛行したMiG-21UPGというタイプです。この機体は電子兵装の近代化や中距離空対空ミサイルの運用能力を獲得して第四世代型戦闘機と互角以上に渡り合える、とロシア政府が売り込みを進めている機体です。以前からエンジンの非力さが問題となっていたこの機体ですが、その点はロシアが譲歩を見せて石川島播磨重工業が開発しているエンジンを搭載することで落ち着いたようです。兵装に関してもAAM-3やAAM-4にASM-2、将来的にはAAM-5など日本製兵器を運用できるように改修を行う予定のようで、残念ながらR-73やR-77といったロシア製ミサイルを自衛隊が運用している様は見ることができないようです。 今回の選択には関係各所から様々な憶測と批判が出ていますが、防衛省からはまだ公式の説明はありません。そのうち装備調達方針に関しての文書が公開されると思うので、詳しいことはそれを待つしかありません。が、ここはひとつその運用思想を考えて見ましょう。 まず最初に、MiG-21の利点をあげてみます。 ・軽快な運動性 ・値段の安さ ・ランニングコストの小ささ つまり、空戦の主力が目視外戦闘に移った今日では、MiG-21の利点のほとんどは経済的なものであることが分かります。この極端とも言える、安価な戦闘機へ走ったことは、まず間違いなく価格高騰で調達打ち切りとなったAH-64や、F-2の反省があると見ていいでしょう。 また、F-22のような高価な戦闘機を導入した場合、その価格から年度ごとの調達数は小さなものにならざるを得ず、十分な機体数を確保するまでに長い時間がかかってしまいます。そのために戦力化が遅れるようでは、いかな高性能な機体といえどそれを保有する意義は半減してしまいます。しかし、MiG-21ならその心配はありません。 ロシアとしても、最近は兵器産業の伸びが縮小傾向になっており、去年はT-80主力戦車を生産していた工場が倒産し、修理工場へ格下げというような事件も起こりました。ロシア政府としても兵器産業の後退と技術衰退は望むところではないでしょうから、日本のような新規大口顧客がつくのは渡りに船だった、といったところでしょうか。 心配されるのは、航続距離が極めて小さいとされるMiG-21が日本の広範な防空識別圏に対応できるかどうか、そして中国のSu-30Mkkのような新鋭機に対抗できるかどうかです。 航続距離に関しては先日空中給油機KC-767が引き渡されたこともあって、それを使えば何とかなると考えているのかもしれませんが、フランカーシリーズに果たして打ち勝つことができるのかはかなり疑問であるといわざるを得ません。 私もこのMiG-21の調達は明らかな失敗であるような気がしてなりませんが、これまでアメリカ一本で押し通してきた兵器体系をわざわざロシア機に変えたくらいです。何か考えあってのことだと信じています。 ===================== この日記はフィクションであり、現実の個人・団体・国家その他諸々とはなんら関係ありません。嘘っぱちです。今日はエイプリルフールです。これを見て「マジかよ!」と思ってここまで読んでくれた人、ニヤニヤです。 ここまでたどり着かずに必死でぐぐった人、ごめんなさい。 でもMiG-21になったらそれはそれでロマンだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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http://topics.jp.msn.com/digital/game/article.aspx?articleid=548851 見まして検索してこちらのページきました、単純に???と思いながら読みましたが古いエープリルフールにまさか騙されるとは。 他のページもすこしですが読みましたがバズーカーちゃうとか戦前の空母の話など門外漢のこちらには面白かったです。 ただこちらのような門外漢には写真が多いと分かりやすくてありがたいのですが。 (2011.04.04 13:20:30)
ミグ21って格好いいよね。
(2012.07.07 22:52:46)
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