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また塾を変えた生徒の話です
その生徒の今の塾は模試の前だけ 他の塾と同じかそれ以上の難しい問題をやっていました 模試が終わってまた基礎だけに戻ってしまいました 算数は現在速さの問題をやっています それも分速を時速に変える程度の基礎の基礎で 入試レベルには程遠いです 6年生はそろそろ全部の範囲が終わる時期なのに 本当に心配です 生徒の様子を見ていると 前の塾では塾長の授業でない限り 教え方が悪くて授業が理解できませんでした 塾を変わって よく分かる・教え方が良いと生徒が感じたのは あまりにも易しい内容で 誰が教えても理解できる内容だったからだと思います 実際模試の前の難しい内容になると 生徒は全く理解できなくなりました 結局はどの塾に行っても 理解できない内容は 家庭教師の私が教えて生徒が理解しています どうして経験の豊富な先生でないと 生徒が理解できないのか・・・ それは中学入試の算数の文章題では いくつも解き方があるからです 簡単な基礎をやる分には教え方は決まっています しかし文章題ではいくつもの解き方や図の書き方があるので それを全部頭に入れて 生徒の理解しやすい方法で指導するのが効果的です 問題集の解答を見ても ひとつしかやり方が書いていないので このやり方では生徒が理解できないだろうと思う解答をよく目にします 数学ならやり方は誰が教えてもほとんど同じだと思います 中学入試の算数の難しい点は やり方がひとつに決まっていないところです 生徒や問題の状況を見て どのやり方が一番適しているかを判断するには やはりある程度の経験は必要です 塾へ行っても 個別指導を受けても 指導力がある先生を選ばないと 生徒の理解度は上がらないと思います 小学生だと本人が分かったような気になっていて 全然理解していないことがよくあります 算数の成績が一向に上がらないようでしたら 指導力という点もチェックした方が良いかもしれません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月02日 02時51分09秒
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