2023/05/22(月)17:42
虚空蔵菩薩大祭(福岡県朝倉郡筑前町四三嶋)
今回は焼ノ峠古墳のすぐ近く(筑前町四三嶋[しそじま])で行われている虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)大祭に参加してきました。
虚空蔵菩薩大祭は毎年、9月13日と1月13日に開催されています。「菩薩様から5円玉を借り、願い事が叶ったら次の大祭でお借りしたお金を倍返しして感謝する」という趣旨のお祭りです。この日に参拝すると「縁と銭ができる」と言われています。
5円玉を借りて倍返しだ!…とても興味深いお祭りですね。参加せずにはいられない。
というわけで、行ってみました。
矢印の方向へ進むと、入口が見えてきました。
こちらの看板前のスペースに車を停めることができるようです。
早速、森の中へ入ってみましょう。
心臓破りの階段を超えると
到着しました。
まずはこちらでお清めをします。
それでは参拝をしましょう。
大盛況です。
こちらの右側でお守りやお札の購入ができ、本日のメインイベントである5円玉をお借りします。
5円玉をお借りするときに、係の方が「何枚必要ですか?」とおっしゃられていたので、おそらく家族の分など常識の範囲内で複数枚お借りできるようです。
そしてこちらがお借りした5円玉とお守り(小:200円)です。
5円玉もお守りもピッカピカである。
これはご利益がありそう。
ちなみに、虚空蔵菩薩とは、「知恵と徳が虚空のように無限に蔵している存在で、その無限の力で命あるものを救う」という仏様だそうです。塾にぴったりの仏様ですね。
さらに、仏様には階層があり、
尊い順に「如来(にょらい)」「菩薩(ぼさつ)」「明王(みょうおう)」「天部(てんぶ)」に分かれています。
如来(にょらい)…「悟りを開いた者」という意味で仏の最高位です。釈迦如来(しゃかにょらい)=お釈迦様や阿弥陀如来(あみだにょらい)など。菩薩(ぼさつ)…「如来になるために修行をしている者」という意味です。弥勒菩薩(みろくぼさつ)や地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、千手観音(せんじゅかんのん)などが有名ですね。明王(みょうおう)…如来の教えに従わないものを厳しく説き伏せ救済するそうです。不動明王(ふどうみょうおう)などのことです。確かに不動明王は怖い顔をしていますね。天部(てんぶ)…仏教世界を守っているガードマンのような役割を持っています。毘沙門天(びしゃもんてん)などがそうです。また、「観音(かんのん)」とは「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」の略だから観音様は菩薩なんですね。
では参拝に戻ります。
本尊以外にもお地蔵さんがいますので、お参りをして帰ることにします。
以上が虚空蔵菩薩大祭のレポートでした。大変ためになる一日でした。毎年、9月13日と1月13日に行われているようなので、これからは毎回5円玉を倍返していきたいと思います。
帰りは、焼ノ峠古墳に立ち寄るのよし、城山(花立山)に登るもよし、花立山温泉に行くのもよし、筑前町のレジャーを楽しみましょう。地図を眺めていたら「十一面観世音菩薩」の文字が…。要チェックですね。小学生 受講案内
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