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2015.02.05
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今日は振り返りネタです。
 
産後ケアセンター ってご存じでしょうか?
ブログに記すか迷いましたけど、こういうところがあるということを選択肢のひとつとして知っていただけたら・・・、それと、私の育児のスタート時の大事な時期を過ごした場所なので「主観全開」ですが記したいと思います。 
※以下書き記すのは2013年利用の記憶ですよー。 サービス内容などの詳細は公式サイトでご確認くださいね。
 
「産後ケアセンター」は生後4ヶ月までの乳児とママが利用できる施設で、24時間体制で出産後の母子の色々なケアをしてくれます。
ほしは夜中の過ごし方も不安だったので、24時間体制ということが利用を決めたポイントでした。 
 
公式サイトのトップにはこんな文章が載っています。 
 
産後ケアセンター桜新町は、
   お母様のからだとこころを癒し、
    赤ちゃんの健やかな成長を支援します。
 
産前から産後に頼れる人がダンナさんだけで不安でたまらなかった私には頼れるところはここしかない!! とすがるような気持ちで電話したことを覚えています。
 
世田谷区の子育て支援策のため、世田谷区民は利用料が1割負担で格安で利用できますが、世田谷区外からの利用は10割そのままのためぶっちゃけお高いです。1週間とかいると海外旅行できちゃうよって価格設定です。私の場合、迷ったのは自宅からの距離(産後車移動できる範囲で)と、利用料の高さでした。※杉並区民は「子育て応援券」っていうのを使えるみたいですよー。羨ましい!
 
当時、世田谷区外からの申し込みは出産予定日の3ヶ月前からと決まっていたので、問合せの段階では申し込みができなくて、まずは見学を申し込みました。
 
世田谷区かあ・・・どんなセレブがいるものやら・・・と都下民の私は内心気遅れしつつダンナさんと見学に行きました。
玄関にシャンデリアとか下がってるのかしらなんて、根拠もなくそんなキラキラした場所を思い描いていましたが(利用料高いし世田谷だし←偏見)、実際は桜新町の駅から少し離れた場所にあって、新しくも大きくもなく煌びやかでもゴージャスでもなんでもない「施設」って感じの3階建ての建物でした。※後で聞いたのですけど、助産師さんを集めたり24時間体制を維持していくこういう施設ってすっごくお金かかるんですって。だからなかなか同じ施設はできないんだそうです・・・。増えてくれー。増えてくれー。困ったママと赤ちゃんが一人でも多く利用できるように増えてくれー。
 
海外の方で1ヶ月とか滞在される方もいるとのことでした。競争率も高ければ滞在費もお高い施設なのにすごいわー。
 
まず、入る時は入口のところで殺菌消毒手洗いを指示されます。生後間もない赤ちゃんがいるのだから細菌を持ち込まないように徹底管理されています。
 
基本的にママと赤ちゃんのみがお泊りでき、お友達などの面会は玄関ロビーで。ただし旦那さんは別料金で1泊可能。また、一親等まではお部屋まで上がることができます。
 
いくつかの体験コースが用意されており、ダンナさんも希望すれば体験できます。うちのダンナさんは1泊お泊りで沐浴と抱っこひもの付け方を教えていただきました。※別料金です。
 
ほしは2週間を希望してましたが、出産が予定日とずれた時点で予約変更となり、産後すぐの利用ができなくて、4日くらいたってからの入所で10日間の利用となりました。でも入ってから他の方たちのお話で知ったのですが、10日というのは破格?の期間のようでした。ほしが居た時は文京区目黒区港区から来ている方もいて、ほしより長い方もいました。一方、世田谷区の方はチケットセンターに電話するかのごとく電話で申し込みしてMAX一週間。結局利用できない方もいれば、デイケアのみということもあるそうでした(審査あり)。申し込みも世田谷区の方は産後が原則のようでしたが、世田谷区外は予定日の3ヶ月前から予約が取れるので、利用料の違いはあれど、その点は優遇?されているみたいです。産んでから電話して予約とるなんて余裕どこにあるんだよー・・・ほんとに困ってるママはそんな余裕ないんじゃ・・・とか内心思ったり。
 
 
利用してみての所感ですけれど・・・。
 
高いお金を出す甲斐はあります。でも頼れるところがあるなら行かなくてもいいかな・・・とも思いました。
 
良かった点。
・24時間体制で母乳のケアをしてくれる。
・夜は赤ちゃんを預かってくれてお乳の時間だけ授乳室に行けばいい。(泣いたら呼ばれますけど・・・)
・ミルクのママは1パス2パスできる(ミルクを作ってもらったりあげてもらえる)←超羨ましかった!
・3食ごはんが出てくる。そしてママ達とも会話できてリフレッシュ。
・夜中の授乳室のママたちとの会話は楽しい!←同じ室内着でお乳あげながらなので合宿みたいな気分に。一生懸命お乳出そうとしているママが多くて話しててもらい泣きしちゃうことも。
・エルゴやスリング、寝かしつけの方法(お雛巻きなど)、手遊びなども教えてくれる。 
・希望があれば臨床心理士さんとお話もできる。(ほしはなぜか勧められなったのですが、他の方はお話されている方もたくさんいました)
・エステが受けられる(気持ちよくて終わった後は乳がめっちゃでました。1週間パックを利用すると滞在中に1回受けれました。希望がすれば別途費用でも受けれます)
 
微妙に思った点。
・個室に戻ると孤独。
・赤ちゃんが授乳室だといいこなのに個室に連れて行くとギャン泣きToT 真夜中の廊下をコットをゴロゴロさせながら「泣きやみません~(泣」と授乳室に助けを求めに行ったりしました。←あれ?良かったことじゃ?
・産院からの流れで完全母乳になってしまい、入所当初から完母扱いだったせいもあり「混合にしたい」と言える雰囲気じゃなかった。 ←他のママで同じように思ってた方が夜中の授乳室にて年配の助産師さんに相談していたところに居合わせて便乗相談しました。←あれ?良かったことじゃ?
・助産師さん一人ひとりはポリシーがあり、それぞれの想いもあってかアドバイス?にムラがあった。←迷えるママにはこれが微妙で・・・。支えるヒトも「人」なので相性もあるなと思いました。
・有名施設だけに取材が多い。なんかいいこと言わなきゃいけない暗黙のプレッシャーみたいなの感じちゃって。なんでお金はらって緊張しなきゃいけないのーって思った記憶← 
・授乳間隔をあけてしまったことがあり、怒られた。産後の頻回授乳はお乳確立のために大事なこと。産院でもそうだったけど、寝てる赤ちゃん起こしてまでするのは抵抗あったのです。
後になって思うとそんなに神経質にお乳育児しなきゃよかったって思ってます。
ほしは乳が詰まりやすかったので乳マッサージに通いつつ4ヶ月に入るまで、教えをひたすら守り、朝でも夜中でもひたすら3時間授乳をやってました。ほしにとってそれが精神的にも体力的にもかなりつらかったです。体重が下降してるとかでなければ泣いたらお乳でいいじゃんーって今でも思ってます。
 

育児に自信のなかったほしは最初に記入する希望書(アンケート)みたいなものに「育児不安。少しでも慣れて自信をもって帰りたい」みたいなことを書いたんですよね。
期間も他の方より少し長かったこともあってか、後半は結構スパルタな空気を感じてました(爆
「ほしさん、そろそろ授乳室来なくてもお部屋でいいわよ。」 的なセリフが辛かった(爆
ママ達といる方が明るい気分になれたから、もうそろそろ一人で頑張ることを覚えないと的なことを言われると「高いお金払ってきてるのに、お部屋にこもってたら家で独りでお世話しているのといっしょじゃん!」と感情的な気持ちになったりもしました。
 
不満に思いはしたけれど、冷静に捉えれば、それも戻った後の生活に慣れるためのアドバイスだと思います。
 
私は。産前に戻ることができるとしてもまた桜新町に行く選択をすると思います。
妊娠・出産・育児だけは経験してみないとわからない。
想像だけでは追いつかない。
出産・育児経験をして初めてわかることもある。
通り過ぎてみないとわからないこともある。
産後1ヶ月の記憶ってほとんど覚えてないヒトって多いって聞きます。
それは里帰りしててもしてなくても。 
それって必死すぎて記憶がないってことだよなって思います。
 

頼れるとこのない産後のママは突然孤独に陥ります。
泣き叫ぶ赤ちゃんと二人きり。会話も交流もなく。ひたすら乳と孤独。普通じゃない状況になる。人と話せないことがこんなに辛いなんて。外に出れないことがこんなに閉鎖感だなんて。眠れないし話せないしひたすら泣き叫ぶ子を抱っこだし。最初の頃は自分の子供なのに「赤ちゃん」という存在が怖くて怖くて仕方なかった(爆
当時の写真を今みたら可愛くてしかたないのに当時は怖かった。
世間から隔離されると鬱に陥りやすいんですよね。
私は母親が高齢ゆえ頼れなかったけれど、里帰りの可否を何度も検討しました。 最終的にダンナさんがその後お休みをとってくれたので産後ケアセンター&ダンナさんで乗り切ることができました。本当にありがたいことです。
母乳マッサージの助産師さんから伺った話では、産後ケアセンターは虐待防止の意味もあって作られたんだそうです。 
 
産後の育児の援助のあてがなかったり、初めての育児を不安に思ってたりする方にこんなとこもあるよってお知らせしたい施設です。日本では出産までは母体が気遣われますけど、産後は赤ちゃんへのケアが主体でママへの心と体のケアは殆どないですよね。赤ちゃんのタイプにもママのタイプにも感覚にもよるけれど、頼れるものはなんでも、利用できるものはなんでもしないと産後は乗り切れないと強く思います。
そう言えば世田谷区の「ママたちと作ったせたがや子育て応援ブック」が個室に完備されていましたが、とってもわかりやすい充実した内容でした。ほしの所属してる自治体の子育て書類(1冊にまとまってないんですよ・・・)とは比べ物にならない完成度。世田谷区のママはいいなあって心から思ったのを覚えています。
今の産後ケアセンターは一部の方しか利用できない仕組みだけれど、早く、こういう施設が全国各地にできて、本当に困っているママと赤ちゃんが最優先で利用できる日が来ることを心から願っています。
 
 
 
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最終更新日  2015.02.06 20:57:01
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