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2009.11.19
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カテゴリ:スピリチュアル

えー、前回の続きです。

 

ワタクシ何度か、セッションルーム兼工房が欲しいーと書いたことがあるのですが。
現在住んでいるアパートの建て替えが決まってますので、いずれ引っ越しを余儀なくされてます。

サロンをどっかに借りるのもいいけど、どうせならちょっと広いところ買うか借りるかして、自宅開業が理想でした。

それは2年前、shopを始めた頃からの夢でもあって、私の中では、ぼんやりながら、ずっとその部屋が”見えて”いました。

本格的に引っ越しを視野に入れ始めたころ、安い中古マンションの話が転がり込んできました。
金額と部屋数、綺麗さは申し分なかったし、飛びつきかけたのですが、どうしてもそこで何かをしている自分、その町で生活している自分が思い浮かばないことに引っかかりを感じました。
結局、その計画は進みませんでした。

お客さんが通うなら、第一に交通の便が良いところ。
でも自分が住むのなら、ちゃんと好きになれるところ。
安い買い物ではないし、これから先、長いつきあいになるかもしれません。

いろいろ考えて、ちょこちょこ見当をつけるんですが、この点は良いけど、あの点は悪い。
そんな感じで一長一短。
資金が潤沢にあればいいですけど、これから目標額まで貯めるというレベルなので、希望に添った条件を含めれば含めるほど、金額もはね上がります。

そうこうするうち、建築会社の都合でアパートの建て替えが半年延びました。
当然、引っ越しも部屋の抽選も延びました。

まあセッションなら相方の事務所が空いてる時に借りられるし、せっぱ詰まってるわけでないし、様子見でいーかなー。

なーんて気を抜いたら、途端に相方の業務体系が変わって事務所が使えなくなってしまいました(笑)

そんなわけで、現在セッションは
「喫茶店でも区民センターでも安いレンタルルームでも全然平気どんどこい!」
という方からしかお受けしていません。
リラックス度が格段に下がるし、セッション中は途中で涙を流される方もいるので、人目を気にされる方も多いです。
私としても、出来ればちゃんとした環境で受けていただくのがベストだと思うので、お急ぎの方以外は、お待ちいただきたいと思っています。

途中で相方が
「機材置きの倉庫がわりに数坪の事務所を借りるが、折半でそこ使うか?」
と優しい提案をしてくれたのですが。

ここで、自分の展望を無視して焦って目先のことに飛びつくとロクなことがない。

というのは経験上分かっていたので、改めて考え直しました。

間借りはやっぱり気を使うし、倉庫を毎回セッションルームらしくするのにも限度があります。
それでは今までと何ら変わりありませんし。
貴重なお金出すなら、ちゃんと足場をかためられるような環境にまわすほうがよっぽど建設的です。


場所は分からないけれど、私はいつか持つだろうセッションルームの間取りが見えてるんです。
見えているということは、私の中のどこかが、そうなると知っているということ。

つまり見つからない、気持ちが乗らない、話が進まないのは、見つけ方がずれているってこと。

それまでの私の探し方は、今の仕事の形態を壊さないように、希望の条件を合わせて探すこと。

そうすると
・近くて便利な場所だと、とても古くて汚いし、狭い。あるいは高い。
・安いけど駅から遠くなり、利便性が著しく悪くなる。 

当然ながら納得いかないし、納得してなきゃ頑張る気にもなりゃしません。

私は出来るならば、今の楽で慣れ親しんだ形態を変えたくなかったんです。
職そのものを変えるわけではないのだけど、それでも面倒だし、新しい人の中に入っていくのは勇気もいる、気も使うし。

今の気心の知れた、安穏とした世界の中で叶う方法を考えたかったんですね。
つまり、それを叶えようと思ったら
発展性が無いことが分かってる中で、さらに都合の良い状況を無理矢理作り出さないといけない
ことは知ってたんですよ。
それでも万が一、運良くいかないかなーって(笑)


そのうち、外に出て周囲の建物を見るたび、あり得ないくらい「自分の家がほしー!」って感情がほとばしるようになりました。
今まで雨露しのげれば、割とどこでも気にしないタイプだったので、この心境に自分でも驚くくらいで。
伝わるかわかりませんが、切望する感情の反応が、ほとんど不自然なくらいなんですよ。
なのに、今までの索敵網で考えてみても、その気になれないのです。
その気になれないのに、切望だけがほとばしる。おかしい。なんじゃこりゃ。

まるで、何かが「ここにいるんだってばー!」と言っているかのよう。


だから、思い切って仕事形態が変わってもいい、と自分に宣言をしました。

見つかることは分かっているのだから、その点は心配してないのです。
ただ、自分の今のスタイルに合わせた部屋を探そうとするのを辞めて、希望を満たした部屋・場所に、自分自身を合わせる。
やり方がただ逆になっただけですね。

たったそれだけのことに、すごく抵抗していたわけです。

ほんと、抵抗以外のなにもんでもないです。


そして、そう宣言した途端でしょうか。

周囲から、お部屋とは直接関係ないけど、たくさんの変化を促す情報が届くようになりました。
今回の帰省も多分その一環でした。

 

実家に向かう中、弟と雑談がてら、将来に関するお互いの希望や展望の話なんかをしてました。
子供の頃からもう何度となく行き来しているルートですので、迷うような場所でもありません。
それが突然、予定より手前のインターチェンジで降りちゃったんです。

運転出来ないので、移動に関する全てをお任せしていた私は、何か理由があって違うルートを通るのかな、くらいにしか思いませんでした。

それよりも、出口を降りて一般道に入った途端感じた、穏やかな土地の雰囲気がとても気に入りました。

最初はのんきに、ここはどこそこの土地の雰囲気に似てるね~。綺麗なとこでいいねーなんて話していました。
ちょっと有名な川沿いを通りかかった時、その川の雰囲気がいたく気に入りました。
出来るなら、ここを毎日散歩したい、とも。
車が市街地に入った時、町並みが一目で大好きになりました。
「ていうかここ住みてー!」と思いました。

今までいろんな場所に行って、それなりに引っ越しもしましたが、「この町に住みたい!!」と思う町に出会ったのは、実は初めてです。
瞬間沸騰的な一目惚れ具合に自分でもびっくりです。

「ここに住みたいかもー」なんて冗談を言ったところ、弟はちょっと不思議な顔をして言いました。

「実はここはまったく通るつもりはなくてね…。間違って降りちゃったとこなんだ」
「え、そうなの!? でも間違いでいいよ! 間違ってくれて良かったよ。住んでもいいくらい気に入ったもん!」
「うん、だからシンクロなんだよ。シンクロ」

にぶい私は、聡い弟が言うシンクロの意味に気づきませんでした。
それどころか内心、
「うわ、なんかこいつ、シンクロの使い方間違ってる!」とか思ってたくらいです(;´Д`)

ふと我に返って、私が望んでいた条件を満たせる場所であることに気づきました。
その時の目からウロコ具合をどう表現していいか。

私が住みたいと思っていた条件は、以下です。

・海まですぐ出られる場所。南に近ければ近いほどいい。
・そこそこ自然が綺麗なところ。
・ごみごみしていない、のんびりした雰囲気。かつ町が綺麗。
・自宅開業するなら、2LDK~3LDK。
・ペット可物件。
(毎月の家賃上乗せではなく、家賃据え置き、敷金上乗せで契約できるとこ)
・都内まで電車で30分~1時間以内で出られること。
・路線が乗り入れしている交差駅か、近くに駅がいくつかあって交通の便が良いこと。
・地方だったら、快速などが停まる駅。各駅のみは×。
・500m以内コンビニ必須。
・バス通でもいいけど、駅から徒歩でも30分以内。
・電車で他の駅に出ないでも、たいていのものが買い揃えられる町。
・希望は鉄筋のマンション→一戸建て→テラスハウス→木造アパートの順。
・上記すべてを含んで、管理費含め月6万円以下。
 

これが、無理しないで全部叶っちゃうんですよ。

しかもよくよく考えたら、複数の路線が通ってるどころか、新幹線停まります!
てことは、地方からのお客様も気軽かどうかは分かりませんが、来やすいのは間違いありません。
私が出張するんでもいいし。

観光地だし、旅行がてらなスケジュール組めちゃいますよ。
いくつかの条件捨てて、予算内で住めるだろう同じ距離圏の千葉や埼玉で奥まった在来線の場所を探すより、よっぽど分かりやすい。

なにより、弟の住む千葉(船橋)と、母の住む下田の中間地点です。

帰省の際、子供の頃から電車でいつも通過してましたし、もちろん降りたこともあるので、知らない土地よりすんなり馴染みます。

これほどベストな場所があるでしょうか。いや、ない! 反語っ!


そんなこんなで、目の前の霧が晴れたような発見をして、帰宅してから真っ先にその市のホームページと公共施設、駅周辺の地図、税金関係、物件の相場、今出ている物件のレベルなどを調べて、すっかり満足なことを確認しました。
今住んでる区と比べると、ゴミ出しだけがめちゃくちゃ細かいですが、まあそれくらい問題なしです。

というわけで、実際生活するにあたってどうかを一通り調べて納得してから、見てまわった皆様のブログに。


とあるブログのコメント欄に、ばっちりその地名が入っていましたよ(;゚Д゚)

弟がシンクロシンクロ言っていたことを、その時思い出しましたよ。
彼はそんなつもりで言ったんじゃないだろうけど、私にとって、そうつながるのね、と。

ついでに言うと。
そのブログ主さんに先月遠隔をしていただいた時、「聴こえてきました」と伝えてもらったメッセージが

「スタート時に”近い位置”にゴールを定めてしまって安心を得るのは、無限の可能性に枠を設けてしまうことになるので勿体無い」

なのも思い出しました。


私は慣れ親しんだ、手の届く範囲で出来る小さなことを探し「まずこれをね」と設定し、「できた」と安心しきってゆるんでしまいます。
小さなコトを積み重ねて自信をつけていくのは大事ですが、その歩幅がめちゃくちゃ狭いのです。
ともするとそこから先の選択肢を見まいとする傾向があります。

なぜって、大きな目標をや遠い目標を立てると、速効でしりごみしちゃうから!

ガラスケースの中で走り回っていたら、外は見えて知っている気になっても、結局は枠の域から出ていけなかったかもしれません。

その中と外は、なんて違いだろうと、おぼろげながら分かったところです。


実際は、ただ目標値が定まっただけで、これからが本当の行動開始。

素晴らしいメッセージとご縁、シンクロ、すべてに感謝です。






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Last updated  2009.11.20 05:14:28
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