スペイン プラド美術館 ミュージアム・ショップでお買いもの♪
スペイン国立『プラド美術館』は、14年振りであります~新しく出来た”CAFE PRADO”ミュージアム・ショップも・・・広くて明るくなりました(^0^)2016年10月末午後3時半ころカフェ・プラドで、カウンターへ行き茶色の帽子を被っているのが・・・きらり。ミュージアム・ショップの・・・お買物は、メガネ・ケース・・・中には、お揃いの柄「メガネふき」↓裏の柄おや・・・・不思議な柄を選びました(^-^)スペインでは、人気あります♪『快楽の園』ボッシュ作(ヒエロニムス・ボス)1505年頃 ヒエロニムス・ボス・・・とは? Hieronymus Bosch 1450-1516 ネーデルラント 初期ネーデルランド絵画 初期ネーデルランド絵画史において、最も特異な存在感を示す大画家。 人間の本性的な罪悪と世界に対する厭世観を、 悪魔的な怪奇性と幻想性に富んだ極めて個性的な様式を確立。 独自の世界観と道徳観、宗教観によって社会への風刺や批判を痛烈に表現した 作品は当時、国内はおろか諸外国まで人気を博した。 現在までに様々な研究や解釈が進んでいるも、 その生涯の詳細は不明であるが、 アーヘン出身の画家一族の子供として生を受け、 おそらく父の下で修行をおこなう。 1486年(又は1487年)に、新信仰一派であった「聖母マリア兄弟会」に所属し、 以後同会への制作に従事。 他の地へ赴いた記録や師弟関係を示す記録など残っていないものの ブリュゴーニュ公フィリップ美男公など諸外国の多くの王侯貴族から注文を受けるほか、 画家の作品はスペイン国王フェリペ2世など後の権力者たちをも魅了した。 その悪魔的な表現から一部の研究者からは 異教徒的思想も指摘されているが確証は無い。 またピーテル・ブリューゲルなどヒエロニムス・ボス以降の ネーデルランドの画家を始めとする後世の画家や芸術家、 文化人に多大な影響を与えた。 なおウィーン美術史美術館所蔵の『最後の審判』を始めとする 一部のヒエロニムス・ボス作品には後補や修復が認められ、 オリジナルの筆跡との判別も困難な作品も少なくないほか、 数多くの模写も確認されており、現在も帰属論争が続いている作品も多い。 メガネ・ケースのモチィーフは・・・中央上部です♪快楽の園 (The Garden of Earthly Delights) 1510-15年頃 220×389cm Oil on panel ↑大きな作品に足が止まる♪プラド美術館 ビリャヌエバ館 地上階Planta Baja=56A 室性的な秘儀を重視するアダム主義など異端的な作品であるとするか、 人間の愚行と罪の告発や断罪を目的とした作品であるとするか、 今も作品の解釈が議論され続けている後期ゴシックを代表する 画家ヒエロニムス・ボス屈指の作品『快楽の園』。 16世紀のスペイン国王フェリペ2世によりコレクションされた本作には、 閉扉時に旧約聖書において父なる神が世界を創造する場面≪天地創造≫の一場面が、 開扉時には伝統的に左扉部分となる≪天国≫にはアダムとエヴァによる原罪が、 中央には淫欲の罪を表すとされる≪現世≫が、右扉部分となる≪地獄≫には 淫欲の罪を犯し肉欲に支配され人間が堕落する様子が描かれているとされている。 祭壇画の閉扉時は グリザイユ(と呼ばれるモノトーンの描写方法)によって≪世界の創造≫が描かれ、 天地創造の3~4日目を表し、 海と陸に隔てられた地上には生物がまだ存在していない。 また内部の左扉に描かれるのは、 アダムとエヴァによる原罪を表すと言われている。 この中央部分『快楽の園』は一糸纏わぬ男女の入り乱れる姿から、 ≪淫欲≫の罪を表していると推測されている。内部の左扉には、 淫欲の罪を犯し肉欲に支配され人間が堕落する様子、 『音楽地獄』が描かれており、 この地獄部分にはヒエロニムス・ボス作品の特徴と言える、 幻想的な奇怪生物が見事に表現されている。マドリッド「プラド美術館」には、ヒエロニムス・ボスの大作が・・・いっぱいあるのです(^-^)V七つの大罪と四終 1475-1480年頃The Seven Deadly Sins and the Four Last Things東方三博士の礼拝 (The Adroration of the Magi) 1510年頃干し草車 (The Haywain) 1500-05年頃 患者の石の切除(愚者の治療・いかさま)(The Extraction of the Stone of Folly) 1475-1480年頃素晴らしいでしょ~この目で実際に見ると感動と驚きです。もし、プラドにいらしたら・・・注目して下さいね♪プラド楽しんで♪ぽち押してネ