2018/02/23(金)00:19
とんでも映画を見てしまった~『千年の恋 ひかる源氏物語』
源氏物語が原作の映画なんですけど、ええーっと思う内容でした。
千年の恋 ひかる源氏物語
GENJI - A THOUSAND YEAR LOVE
監督
堀川 とんこう
出演
天海 祐希 高島 礼子 松田 聖子 かたせ 梨乃 常盤 貴子 竹下 景子
吉永 小百合 岸田 今日子 南野 陽子 中山 忍 森 光子 細川 ふみえ
浅利 香津代
渡辺 謙 片岡 鶴太郎 山本 太郎 本田 博太郎 竹中 直人 風間 トオル
風間 杜夫 加藤 武 神山 繁 段田 安則
今より千年前、紫式部は宮中の藤原道長からの頼みで、道長の娘・彰子の教育係として京の都にやって来る。実は式部には、どうしても京の都で完成させなければいけない一つの物語があったのだ。『源氏物語』と題されたその物語の主人公は桐壺帝の子・光源氏。 容姿端麗にして武芸に秀でている源氏は何不自由のない生活を送っていたが、継母である藤壺中宮への禁断の恋心に苦悩もしていた――。式部はまだ清純な彰子に物語を説いてゆくのだが、ついに物語は源氏が姫君たちとの逢瀬の果てに、藤壺と体を重ねてしまうことになる……。
冒頭、いきなり光源氏と藤壺の濡れ場シーンから始まる。「何てことを、姉上」と段田安則さん演じる弟が紫式部を止める。これは現実と物語が交錯しながら進行してゆく作品である。
しかし「どうしてこの人なのだろう?」というキャスティングが多かった。上品で紫上と拮抗するような女性、明石の上には細川ふみえさんが扮しているが、もう少し紫の上とは違う大人の女らしさを感じさせる女性の方が良かったのではないか。そしてどうして水中出産シーンなのだ?
女性主人公も原作とは異なる色付けがされていて、源氏の娘分として育てられ、源氏とは関係がなかったとされている玉蔓が映画では源氏と戯れている。源氏を女性が演じているから嫌らしさはないけれど、一体どこまで原作を改変すればいいのだろう。
また、源氏の行列を紫式部が見たり、嘆く紫の上を紫式部が抱きしめるなど現実と空想の合体シーンがあるのだが、これは一体なにを言いたかったのだろう。
もっと意味不明なのは折々に登場する松田聖子さんの歌である。何で現代風の歌なのだ?
オープニング近く、下帯一つで浜辺に死んでいる渡辺謙さんに涙が出そうになった。何と言う役なのだろう。いくら一人二役だといっても、彼はただ後の藤原道長にそっくりという特性だけを持っていて、紫式部との間に愛情があったとも思えない寒々しいキャラだった。
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