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2019/12/07(土)21:19

大阪の人達が400年も守ってきたものとは~映画「プリンセス トヨトミ」

日本映画(350)

みなさん、おはようございます。今日も雨ですね。 朝の連続テレビドラマに出演中の堤さん主演の映画を紹介します。 プリンセス トヨトミ Princess Toyotomi 出演 堤 真一 岡田 将生 中井 貴一 笹野 高史 宇梶 剛士 甲本 雅裕  江守 徹  平田 満 綾瀬 はるか 菊池 桃子 和久井 映見 玉木 宏 宅間 孝行 駿河 太郎   監督 鈴木 雅之 2011年7月8日金曜日、午後4時――大阪が全停止した。街には人っ子一人いない。その中を一人の女性が走っている。 時は大阪夏の陣。淀君と秀頼は落城と共に滅ぶが、腰元が男の子を連れて戦火の中を逃げまどう。彼女はやっと子供が隠れられる洞穴を見つけて彼を押しだすと、自分は武士に斬られる。武士がその中を覗き込むと…。 その4日前、東京から3人の会計検査院調査官がやって来た。笑った顔を見たことがない上司の松平と2人の部下・鳥居と旭は、財団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」の調査を開始。不審な点を感じた松平は徹底的な調査を重ねるも、経理担当の長曽我部にあっさりかわされてしまう。そんな彼らの前に“大阪国総理大臣”と名乗る男が現れる。 『鴨川ホルモー』などの万城目学さんの小説が原作。『鴨川…』の時も登場人物の名前が全て歴史上の人物から取られていたが、今回もとてもわかりやすい。会計監査院からやってくる3人は、松平=徳川家康、鳥居=鳥居元忠、朝日ゲーンズブール=秀吉の妹の旭姫、 いじめられているお好み焼き屋『大閣』の息子大輔=真田大助、彼の幼馴染橋場茶子=羽柴茶々、大輔の父親昌一=真田昌幸、小学校の教師長宗我部、暴力団組長蜂須賀=蜂須賀小六、など、名前によって敵対関係が分かる。そしてプリンセスが誰かも、このネーミングならすぐに見当がつく。 『鴨川…』の時は栗山千秋がすっとんだ演技を披露していたが、今回の綾瀬はるかはそれに比べると弱い。“ミラクル鳥居”なんて異名を貰っており、有能そうに見えない見かけが幸いしておいしい所を持っていく役どころなのだけれど、はじけきっていない感じがした。堤、中井はさすがの貫録の演技で、この奇想天外な物語の中で、父と息子の情の大切さというテーマをきちっと伝えている。 プリンセス トヨトミ スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 堤真一 ]楽天で購入

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