映画・海外ドラマ・本 ひとこと言いた~い

2017/08/16(水)23:13

あの頃より 女性達は 少しは生きやすくなったろうか~映画『アルバート氏の人生』

アメリカ映画(1106)

みなさん、こんばんは。 8月になったら雨ばかりで、今になって遅れて来た梅雨みたいな天気ですね。後半休みを取った人は降られてしまったことでしょう。 明日は晴れるのでしょうか。 ところで、以前深夜でLGBT週間として連続して放送されていた映画がありました。 今日から3日間はその映画を紹介します。 怖い女性のイメージがあるグレン・クローズが男装した女性を演じます。 アルバート氏の人生 ALBERT NOBBS 出演&脚本 グレン・クローズ  監督 ロドリゴ・ガルシア 出演 ミア・ワシコウスカ ブレンダン・グリーソン ジョナサン・リース・マイヤーズ  ジャネット・マクティア ポーリン・コリンズ ブレンダ・フリッカー フィリダ・ロー  19世紀のアイルランド、アルバートは、ダブリンにあるホテルでウエイターとして働いていた。だが、人付き合いが苦手で、もの静かなアルバートには誰にも明かすことのできない大きな秘密があった。ある日、アルバートはホテルの改装工事にやって来た陽気で端正な容ぼうの塗装業者ヒューバートと出会い……。  誰もが貧しく、ましてや女性ならば職にありつくのが難しかった時代、アルバートは性別を偽ってホテルで愚直に働き、いつか店を持つというささやかな願いを抱いている、どこにでもいる小市民だ。ほとんど表情を表に現すことのなかった彼が変わるのは、ホテルのメイド、ヘレンとの未来を夢見始めてからだ。  彼の秘密もヘレンの秘密の恋も知っている私達にとっては、アルバートのアプローチは滑稽に映るし、「無駄な事はやめなよ」と言いたくなる。しかし彼は幸せそうなのだ。今まで貯めてきたお金が、恋人ジョ―にそそのかされたヘレンがチョコレートやら酒やらをねだって減っていっても、ヘレンとジョーの事を聞かされても「自分が彼女を幸せにする」という信念は揺るがない。  善人にも弱者にも優しくない、夢を見させてくれない映画だ。アルバートの貯めた金も、ヘレンの恋も「多分こうなるだろうな」という常識的な結末を迎える。めぐりめぐってアルバートのたった一つの願いが叶う、そのささやかな幸せでよしとすべき、というところか。  グレン・クローズが主演と脚本と製作を担当し、第84回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。なお、グレン・クローズは1982年にタイトルロールを演じてオビー賞を獲得している。当初ヘレンとジョーはアマンダ・サイフリッドとオーランド・ブルームでキャスティングされていたがスケジュールの都合が合わず現在のキャストに。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】アルバート氏の人生 [ ジャネット・マクティア ] 楽天ブックス

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る