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カテゴリ:しょ~もね~はなし
ここで、故☆りん様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。
(☆りんさんの彼女が前へ) 最近会ってなかったけど、こんなに変わり果てて…痩せてしまって…ひっぐ…。お腹が減りすぎて、新聞紙を食べだら喉に詰まっだっで、警察の人がら聞いだよ…ひっぐ…。おれは性欲だけで生きてるって言ってだぐぜに…。 あのね…今日集まった女の子たちにね゛…「ぶっちゃけ☆りんのこと好きだった人~」って聞いてみたんだよ゛…ひっぐ…。一人もいなかっだよ゛…ひっぐ…なんかごめんね…。でも「付き合ってないのに束縛された」っていう子は何人かいだよ…ひっぐ…私にもそうだっだよね…。 ☆りん…昔はたくさん「愛してる」「好きだよ」って言ってくれたよね…たくさんデートにも連れていってくれたし、「おまえさえいれば、もう何もいらない」って言ってくれたよね゛…ひっぐ…。メールなんて、一日に50通ぐらいくれたよね゛…私と連絡つかないときは300通ぐらいくれたよね…少し怖かったよ…ひっぐ…。 最近ではメールもめっきり減ったよね゛…。内容も「あぁ」「うん」「へー」意外は何も書かなくなったよね…ひっぐ…。死んでからもメールが戻ってくるから、自動応答なんだって最近気付いたよ…ひどいよ…ひっぐ…。きっと自分のお葬式なのに、私の話なんか聞いてないよね゛…。参列者にかわいいコがいるかしか興味ないんだよね゛…ひっぐ…。 やっぱり☆りんがいない世界なんて考えられないよ…。保険、かけておけばよがっだよ…ひっぐ…。 目を閉じれば、そこに☆りんがいる気がする…ひっぐ…これじゃ眠れないよ゛…。今までありがどぶぇ…。 続きまして、もうお一方、☆りん様のご友人より、弔辞を頂戴いたします。 (☆りんさんの親友が前へ) お前が死んだって聞いて、おれは動けなかったよ…。でも、紙を食べようとして喉に詰まらせたって聞いて、お前らしいなと思って、少しほっとした。でもこれから寂しくなるな…。早すぎるよ…。 ☆りんが死んだって聞いて、みんな悲しんでいたぞ。「いても害のない人間だったのに」「素朴なだけの人間がなぜ先に死ぬ必要があるのか」って、口々にみんな残念がっていた。大物感はないけど、みんなに好かれていたよな。子供にとってのハンバーグみたいに。 ☆りんの元カノにも連絡したよ、「☆りんが死んだ」ってな。でも、もう☆りんのことは忘れたいそうだ。「みんなは☆りんのこと優しいと思っているかもしれないけど、あの人は実は残酷だから」って言われて、葬儀に来るようには言えなかった…。すまん…。 いつも女のことを意識していた☆りんだったけど、とうとうモテることなく終わったな…。初対面の女と接するのも下手だったし、少し慣れてくると、空回りしていたものな。もっと生きていてもモテたかどうか…見てみたかったぞ、☆りんの未来。 …。そうそう、☆りんの墓は、生前お前が好きだったピンク色にするからな…楽しみにしてくれ…。 ☆りんを見ていると「おれも生きていていいんだ」って勇気をもらえたのにな…。残念だ…。さようなら…。 ありがとうございました。謹んで☆りん様のご冥福をお祈りいたします。 弔辞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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