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カテゴリ:邦画
●カンヌ映画祭(2004年)第57回 最優秀男優賞(柳楽優弥)
【感想】 ほのぼのムービーかと思ってみたらかなりの衝撃的作品でした。 「オールドボーイ」を観た時に似た衝撃かもしれません。 実話らしくドキュメントタッチで淡々と進んでいく感じが リアルさを生み出していると思いました。 YOUのすっとこどっこいぶりもアクセントになっていいですね♪ 子供達は素でやってんじゃにゃいの~!? なんて最初は思ってましたが、映画が進むにつれて 顔の表情や雰囲気が変わってくるんですよね。 最優秀男優賞もうなづけました。 あー、それにしてもショッキングな作品だなあ・・・ けして明るい作品ではありませんが社会派映画が好きな方にお勧めです(*^_^*) 衝撃度★★★▲☆ 【story】 母と四人の異父兄弟はまた、新しいアパートでの暮らしをはじめた。大家には父親が単身赴任で、長男の明との二人暮らしだと告げている。四人の子供を持つ母子家庭を受け入れてくれるアパートは、そうそうない。母はデパートで働き、長男の明が家事を担当した。子供たちは学校にも通えず、家に身を潜めている。そんな生活が続いた。…そんなある晩、母は、明に「今好きな人がいる」と告げる。今度結婚する事になれば、大きな家に住んで、兄弟みんなで学校に行けるよ、と。…しかし、ある朝、母の姿は忽然と消えていた。20万円の現金と、明に兄妹達を託すというメモを残して…。 【introduction】 長男・明を演じた柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で史上最年少の最優秀男優賞受賞者となったニュースは、彗星の如く世界中に知れ渡った。オーディションにてその目の表情がかわれ、主役に抜擢された彼の素晴らしい演技は、誰もが注目したいところ!1988年の東京で実際に起こった事件を基に、物語は母親に置き去りにされた子供たちの生活、心情を、監督らではの手腕で描いていく。切なく、もどかしく、思わず手を差し延べたくなる場面もあるだろう。ドキュメンタリータッチにも似た描写と、あまりにも自然な子供たちの演技が、静かな虚無感の中で痛いほどに胸を締め付ける。強く生きていく子供たちの姿に、あなたは何を感じますか…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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