|
カテゴリ:書評とか書店とか
カカシの夏休み
(文春文庫、重松清) 表題作『カカシの夏休み』、『ライオン先生』、『未来』の中篇3作。前の2作の主人公は、私とほぼ同世代の中年の教師。過去から引き摺ってきた心の棘と現実に直面している活路の見出せない現在~未来が交錯する世界をどの作品も描いています。そして、最後はいつもの重松作品の通りに希望に満ち溢れたエンディング。正しい答えを出すことに行き詰ったお父さん世代に読んで欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/31 06:09:04 PM
コメント(0) | コメントを書く
[書評とか書店とか] カテゴリの最新記事
|