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2006.05.15
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カテゴリ:ワイン
こんにちは。
今日はまた急に晴れましたね。
最近ずっと降ったり止んだりでこのまま梅雨に入ってしまうんじゃないだろうかと思っていましたが・・・。

claude dugat.jpg

この写真はクロード・デュガのブルゴーニュルージュ。
昔(半年前くらい前でしょうか)、お店でこのワインを開けて味見させてもらったときは、
酸が強くて美味しいと思えなくて、シェフに「私、こういうワイン苦手です。」と言っていました。
でもシェフは「これはピノノワールらしい酸の部分を生かした味で、こういう味を出すのがこの造り手の特徴なんだよ。」と説明してくれました。
それから半年くらい経ち、私自身自分のワインの好みがずいぶん変わったと感じていたので、「あ、そういえば私あのワイン苦手だったよなあ・・・、今ならどう感じるかな??」と思って、久しぶりに開けてみたんです。
先週の土曜日にいらしたお客様でワインの好きな方がいらして、「この方ならこういうワインを面白いと思ってくださるかもしれない。」、と思って勧めてみました。
その時に私も一緒にテイスティングさせてもらったのですが、「あれれれ??」という感じでした。
なんかすごく美味しく感じたんです。初めて飲んだときよりもうんと美味しく感じました。
もちろん酸はしっかりしているんですが、今はその酸が美味しい。
もしかしたら半年という期間の間に、ワイン自体がいい具合に味のバランスがとれてきたのかも知れません。でもやっぱりこういう酸は面白い。美味しいです。
やはり私の味覚もだいぶ変わったのでしょう。
その時のお客様も、「確かに香りからして曲者だという感じだね。」と仰ったのですが
その時召し上がったお料理(鴨のロースト ルーアン風)に良く合っていたみたいで
満足してくださいました。嬉しかったです。
そのルーアン風というお料理のソースは血や内臓をつかうソースなんですが、確かにこのワインとすごく良く合うと思います。私もこのワインを飲んだ瞬間、「このお客様のメインディッシュがルーアン風で良かった~。」と思いました。
これがもしも鶏肉のお料理だとかクリーム系や赤ワイン煮込み系だったら、お互いの良さを引き出せなかったかもしれません。
きっとこういうワインはジビエと相性が良いのだと思います。
こんな事ならあの時毛嫌いせずに、冬のジビエの時期にどんどん出しておけば良かったなー、と今更ながら思います。

           録澤 由美





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最終更新日  2006.05.15 13:33:46
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