シェフの独り言

さわやかな秋の朝です。

ジビエの季節もまっさかりです。


先日お皿をさげに行ったときに、

ジビエをお召し上がりになった方が、

お皿の上の小さな銀色の塊を見せられました。

銃の弾の破片でした。

びっくりして、平謝りに謝ったら、

逆にとてもうれしそうにしてられるので、

ちょっと拍子抜け。

ジビエは野生の動物なので、弾の破片があるのは、

実際生きていた証拠。

家畜とは違うので、破片が入っているのはよくあることなのだそう。

まさに「当たり」なのです。

なんだか、ガレット・デ・ロワというケーキのフェーヴみたいです。

もちろん、調理のときにはできるだけ取り除いていますし、

お出しするときには説明もさせていただいておりますので、

安心して（？）当たりを期待しつつ、お召し上がりください m(_ _)m


のじー