雷鳥さんの手
雷鳥がまた何羽か入荷できたので写真を撮ってみました。雷鳥はキジ目・ライチョウ科で、うちが仕入れているものはヨーロッパに生息しているヨーロッパオオライチョウです。ちなみに日本に生息しているライチョウはニホンライチョウで雷鳥の中では最南亜種になり、中部山岳の高山(妙高山塊、飛騨山脈、乗鞍山塊、御岳山塊、赤石山脈など)標高 2,400メートル以上のハイマツ帯で生息しています。雷鳥は学名“Lagopus mutus”と呼ばれています。何故そう呼ばれるのかと言うと、2番目の写真を見て下されば分かると思うのですが、足がウサギの足のように爪の先端ぎりぎりまで温かい羽毛に覆われているからなんです。“Lagopus”は、「ウサギの足」という意味で“Mutus”は、低い声でしか鳴かない「だんまり」を意味していて、雷鳥の学名は「だんまり ウサギ」という意味のようです。ちなみに鼻孔まで羽毛に覆われています。雷鳥の手って可愛いですよ。でも、こんな風にいろいろ調べているうちに何だか食べるのが可哀想になります。roku