|
カテゴリ:ポッキー&パクチー
カップめんの空容器に顔を突っ込み、ありもしない汁を舐め回している。 この前会ったときよりさらに薄汚れ、少し痩せた気がする。 前にも書いたと思うが、ポッキーも辛い思いをして、俺の手元にやってきたシーズー犬。 捨てられはしていないが、元の飼い主の事情により、1人ポツンと置いておかれた経験がある。 いまだに物音や影には、過剰反応する。 だから、見かけだけではなく、この捨てられたシーズー犬がどうしてもポッキーとダブってしまうのだ。 奇妙な運命すら感じる。 俺は、このシーズー犬に、ポッキーに付けるはずだった名前「パクチー」と付けた。 とは言え、会社に持ち帰るわけにもいかず、頭を撫でてその場を去った。 次、再会したら、どうしようか。 迷うところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ポッキー&パクチー] カテゴリの最新記事
|