◆ ピークが半月ほどずれ… ◆
寺社や名勝の紅葉が人気の京都で、今年も葉の色づき具合が危ぶまれている。ピークが半月ほどずれ12月になった近年と同様、暖かい日が多いためだ。「見ごろが師走では客足が鈍る」と不安の声が上がるが「混雑しない冬もいい」と観光客に勧める意見もある。 11日に「もみじ祭」が開かれる嵐山。赤い彩りはまばらで、祭りの担当者は「雰囲気も出ない」とこぼす。 京都地方気象台によると、紅葉が進む条件は最低気温が8度を切ること。統計が残る1974年以降、標準木のカエデの紅葉が最も遅い年は82年の12月13日。昨年(同7日)は5番目に遅かった。 今年も、11月に入り最低気温が8度を下回ったのは2回(8日現在)だけ。京都市観光協会の本部正一事務局長は「11月はどこも見物客でいっぱい。冬の紅葉をゆっくり楽しむのもいいですよ」と話している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.11 19:56:46
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