カテゴリ:【富を築く10の法則】
イギリスの豪華客船タイタニック号の遭難事故があったのは
1912年の事。 荒波にのまれた遭難者は約1500人、死者は800人の大惨事に なったが、不幸中の幸いというべきか半数近くは救助された。 その救助活動に多大な貢献して、名をあげた人物がいる。 デビッド・サーノフ、アメリカの電信会社のオペレーターだ。 不思議な縁というべきか、デパート王ジョン・ワナメーカーの電信 会社の無電室に不眠不休の努力で、早急な救援を手助けしたという。 当時のアメリカ大統領タフトは、救助された生存者の名前を3日 3晩に渡って傍受し、伝達を続けるサーノフの為に、すべての 無線局に対して通信停止命令を出したほどである。 サーノフは、貧しいロシアのユダヤ人地域からの移民であったが 遭難事故での活躍が認められ、後にはアメリカ最大のラジオ会社 RCAの社長に昇進する。 RCAはアメリカ1のラジオ会社であったが、 いわばGEの子会社で独立起業ではなかった。 そこで、悲願の独立の為に、サーノフは一大決心をして賭に出た。 「自分の主張を認めてくれないなら退職する」 苦労に苦労を重ねた末のトップの座であった。 真実にせよ、ポーズにせよ、それを口に出すには相当な勇気が必要 だったと思う。 だが、決断なくして大きな成長はない。 サーノフはこの信念から、ついには賭に勝ち主張を通すことに成功 する。 他人の意見に耳を傾けることは確かに大切なことである。 ましてや家族、友人から「考え直したほうがいい」と意見される こともあるだろう。 もちろん、どんなことでも熟慮することは大切なことである。 しかし、いたずらに時間ばかり費やせば、成功への時機をを逸して しまうのも事実である。 いつまでも決断を下さないことは、成功への最大の敵である。 迅速で明確な決断は偉大な成功を呼び込む。 富と栄光を導き出す。 それはすべての成功者に共通するもので、一旦決断をしたからには その決断を変更することは、よほどのことがない限り避けた方がいい。 いかなる事態あっても、迅速で的確な決断をくだすように! 信念をもって決断したからには、それを変更することはできるだけ 避けよう! 時は人を待つことはない! 目標や夢を実現しようと思ったら、もてるものすべてを賭けて スタートを切ることを決断しよう。 決断力と反対の意味を持つ【遅延】は、誰もが乗り越えなければ ならない最大の敵。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 19, 2005 02:57:15 PM
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