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放浪日記

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2005年07月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
やっぱり疲れが溜まってるのか今日は遅め起床。試験があるので勉強しなければならないのだが、なにをやったら良いのやら。。。今回は変則が多いので変則の再確認やらとりあえず教科書を読んでみたり、本文を書いてみたり。。。文法の試験はサンプルを貰ったのだが、そんなに難しくなかったので、とりあえず安心だが、常に変則を頭に置いてやらないと引っかかってしまうので、油断禁物。1級の時は文法なんかは大体頭に入っていたのだが、今回はまだ頭に入っていないものもあり。。。大丈夫かいな?

夕方に家を出てチャンヒさんと待ち合わせをしているバスの停留所に向かう。しかし。。。手土産のジュースが重い。。。チャンヒさんの実家は城南市というソウルの南にある、いわゆるベッドタウンと呼ばれる場所にある。土曜の夕方ということもあり、東大門周辺とか、道が混んでて1時間半ほどかかって到着。お母さんと妹さんが出迎えてくれた。お母さんは”韓国アジュンマパワー全開”ってカンジの人。とりあえず、娘たちの言うことは聞かず「こうしろ」「ああしろ」などと言っている。

ごはんはチャンヒさんが私が辛い物が食べられないことをちゃんと伝えていてくれたので、プルコギ、チャプチェ、サラダ、トッポッキといった内容。普段ロクな物を食べてないので嬉しかった。それに韓国で初めての家庭料理。料理自体は全部食べたことある料理だけど、家庭で食べたことはないからね。特にチャプチェはお店で食べることができない(できるかも知れないけど、見かけない)ので、嬉しかった。この話を日本人の友達に話すと彼女も好きだけど食べる機会がないのでうらやましいと言っていた。

韓国では目上の人から食事するハズなのに、お母さんはまだ台所仕事をしてるのに、娘たちは食べ始める。う~~~ん、この場合どうすればいいのだろう?固まっていると「食べないの?」と聞かれたので「お母様が。。。」と言うと”おぉ~”ってカンジで、「お母さん、ちょっと食べて」と。お母さんも忙しいのにわざわざひと口食べに来てくれたけど、この場合、普通に食べちゃってよかったんだろうか?

食後にチャンヒさんと「ハウルの動く城」を見た。「この声が木村拓哉なの?私は木村拓哉を知らないからウォンビンの顔を想像して聞いた」と言っていた。魔女のおばあさんの声が美輪明宏だったので「この魔女の声男の人だよ」と言うとビックリしてたけど「そう言われるとそんな気がする」などと言っていた。

その後チャンヒさんといろんな話をする。チャンヒさんとお母さん、私が見る限り仲が良さそうなのだが、チャンヒさん曰く「仲が良くない」とのこと。チャンヒさんは韓国の年で30歳なのだが、大学を卒業して3年ほど法律の勉強をして、次の2年は「公務員になったらどうか」という進めで公務員の勉強をしていたのだが、やっぱり法律の勉強がしたくて今年から大学の法律のクラスに戻ったという。あまにり長い時間勉強してるので、あまり良く思ってないらしい。だから彼氏と別れたことも言えずにいるらしい。彼氏がいなくなったと言ったら心配が増えるかららしい。大学の卒業アルバムを見せてもらったのだが、その時代法律を勉強する女の子は少なくて男子しかいないクラスもあった。そんな中で勉強してるチャンヒさんはエライなぁ、と思う。そんなチャンヒさんに「taroを見てたら勇気が出る。自分もベトナムかアメリカに行って勉強したいと思う」などと言われると、”そんな大したモンじゃないんだけど・・・”と恐縮してしまう。

最初韓国に来たばかりの頃、言葉もほとんど喋れない時に会って、大概の人はそんな人間の相手をするのは面倒くさいのに、「taroといると楽しい」と言ってくれて、いろんな所へ連れて行ってくれたチャンヒさん、本当にありがとう。これからは住むことも違うから偶然会うなんてことはなくなるし、勉強もしなくちゃいけないから、なかなか会えないかも知れないけど、なんでも話できる数少ない友達です。

ちなみに今日は急遽チャンヒさん家にお泊まり。日記は明日へ続く→





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最終更新日  2005年07月10日 21時09分36秒
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