|
カテゴリ:シリーズ「その男」
「やっちまったぜ ベイべェ~・・・」
その男は そうつぶやくことはない。 でも、ありえないことを やってしまったらしい・・・ 昨日、その男は 自分の郵便受けに 厚くて大きめの封筒が2通 入っているのが分かった・・・ そして 自分が送った本が返送されたものだと 瞬時に判断した。 「2通も!」 少し驚いてみることにした。 1冊は たまに返送されてくる感じのもの・・・ 受け取る人が留守で、保管期限が過ぎてしまって というもの・・・ 経験上 処理は速やかに済ませることができる。 だが、 もう1冊は 初めてのパターンだった・・・ 封筒の表面に その男の住所・店名が書かれてモノが 貼られていた。 裏にも その男の住所が・・・・ 「おお・・・やっちまったぜ・・・」 何と 自分で 自分あてに 本を送ってしまったのだ! どういうことか・・・ その男は 通常 封筒の 表には 購入者の住所・氏名を印刷したモノを貼りつけ、 裏には 自分の住所・店名を印刷したモノを貼りつけて、 出荷している。 実は ちょっと前の日 その男は 購入者の住所・氏名を印刷したモノが 1枚残されているのを発見していた。 貼るべきものを貼らないで 出荷してしまった本が1冊ある・・・ 「どうしちゃったんだろう・・・」 どう考えても マズいんじゃないだろうか・・・ その男は 初めての その状況の中 ベストの いやベターの方法は何だろうかと 考えてみた・・・ 一応、行方不明になってはいけないので、 代替商品の手配をかけてみたり、考えてやってみた・・・ 何かしでかしてしまったのは 間違いないなさそうだが 「覆水盆に返らず」だ。 このような場合、その男は 自分を 客観的に 捉えるようにしている。 少しでも 冷静な状態に保つために・・・ そして 自分で自分にアドバイスしてみる。 「やってしまったことは、しょうがない。 大事なのは その後の対応だ・・・ 気分だけは 落とさないようにしよう。」(その男の考え方) そうして、昨日、 その本と再会してという訳だったのだ・・・ だから、ビックリした というよりも ホッとしたというのが 正直な気持ちだった。 「さて それから どうするべきか・・・」 その男は まず購入者の立場に立ってみる。 なかなか本が届かないと 心配する人もいる。 全く気にしないという人もいるけれど。 「購入者が満足できるような対応って 何だろう・・・」 購入者には 簡単な状況説明と お届けが連休明けになる見込みであること等を メールでお知らせした。 「早く出荷するのも大事だが、 正確に!はもっと大事・・・」 その男は 毎日 いろいろ学べちゃったりしているようだ^^ (反省!反省!) 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月10日 10時24分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[シリーズ「その男」] カテゴリの最新記事
|