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カテゴリ:「その男 2017」
その男は ある本屋さんの自己啓発書コーナーで
しばし本を眺めていた・・・ すると 比較的近くにいた男性が だんだんと自分に近づいてくるのを感じたという。 その男は 何となく 嫌な感じがしてきたようだ^^ そして とうとう 男性は その男の領域に入ってきてしまった・・・ 男性は その男に話しかける・・・ 「どんな本がお勧めですか・・・?」 その男は 「えっ!? どういうこと?? 何でそんなことを聞いてくるの??」と思いながら 男性を見る・・・^^ ・・・・・・・・・・ 初めて会った人だった・・・ 年齢は自分より少し年下だろうか・・・ 男性は その男に 「今 この本を買おうと思っているんですけど・・・」 それは『こうして、思考は現実になる』という本だった。 その男は 「それは いい本ですよ。続編も出ていますよ」と 答える。 その男は 男性に「ディーパック・チョプラ博士」の本などを 勧めてみる・・・ 男性は そうですか。 なるほどなるほど・・・みたいな感じで その男の話を聞き、 自分は今まで こういう本を読んできたんです・・・みたいな感じで その男と会話を続けたそうな感じだった・・・ その男は 何ゆえに この男性と話をしなくてはいけないのか 分からないまま 立ち話を続けた・・・^^ そして「加藤諦三」の本にも触れ、10代の頃影響を受けたことまで 話しちゃったようだ・・・ このまま行くと どうなるのか? 相手が女性なら 場所を変えてお話を続けてもいいかなと思いながら その男は その場を離れることにした・・・^^ ・・・・・・・・・・ 不思議な出会いだった・・・何だったのだろう・・・ その男はそう思う・・・ そんな中 何故か男性との会話に出てきた「加藤諦三」さんの お話に遭遇することになる・・・ それは「自分に気づく心理学」というテーマだった。 人生は悩みの連続だという。 その「悩み」というのは 「事実」に悩んでいるのではなく、 「事実の解釈」で悩んでいると説かれていた。 例えば 80才の人がいる。 年齢の80才というのは事実である。 年齢を重ねてきたという事実。 それに対して どう解釈するか? 年をとることは 老いることだ と捉えるか 年をとることは 成熟すること 素晴らしいことだ と捉えるかで 違ってくるという。 夜中にトイレにいつも行く・・・ それが悩みだという人がいる・・・ だが その人が脳梗塞になって 自分の体が上手く動かせなくなる・・・ その後 体が動かせるようになって 夜中に自力でトイレに行けるようになる・・・ そして 夜中に自分でトイレに行けることは 素晴らしいことだと思ったりする・・・ 事実は同じなのだが その解釈で 落ち込みが ありがたいことに 変わることがあるという・・・ その男は うなずいちゃう^^ ・・・・・・・・・・ 加藤諦三さんは 「自分」という事実を どう解釈しているかということが 極めて重要だと語られている。 自分を「ダメな人間だ」と思うか思わないか・・・ それを他人に頼っている人が結構多いという。 人から認められると 素晴らしいと思う。 人から拒否されると ダメだと思う。 加藤さんは 「物事に対して常に否定的な人に 自分の評価を任せては (自分の価値を判断させては) 絶対いけない」 と説かれている。 自分がダメだと思うと、 本当は出来るのに 出来ないと思ってしまいますよ と。 その男は 納得する^^ 「事実」よりも「解釈」が 大切なんだなあ~~ 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月07日 11時02分42秒
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