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2017年03月14日
カテゴリ：「その男 ２０１７」
その男は
今回「確定申告書」を郵送で送った。 別に相談することもないし 時間のロスも考えて・・・ 次回は インターネットで申告しちゃおうかな＾＾ その男は 「○○税務署長 行」 と印刷されていた封筒の 「行」の部分に 当然の如く 二重線を引いて 「○○税務署長 殿」に訂正して 郵送したのだが、 ふと 先月郵便局での出来事を思い出したという。 ・・・・・・・・・・ あれは 確か日曜日。 その男は 時間外窓口に何かしら送ろうとして並ぶ。 その時 数人並んでいたのだが、 その中の若い女性が持っていた大きな封筒が 目にとまった。 そこには 印刷された 「○○大学 入試部入試課 行」という宛名が。 その男は 「行」を訂正して「御中」にしないと まずいんじゃないかと 一瞬思った＾＾ 思わず そのことを告げようとしたのだが・・・ 思いとどまった。 「おせっかいかも・・・」という 内なるもう一人の自分からのメッセージが＾＾ もしそれが 会社宛だったら たぶん 「訂正した方が いいかもしれませんよ」と 一言かけたかもしれないが、 入試だと それは採点には影響しないだろう・・・ 願書を受け取る側も おそらくは 封筒を何かしらの道具を使って 開封するだけ。 「行」か「御中」かは 別に問題には しないだろう・・・ 入社試験については 不明だが＾＾ ・・・・・・・・・・ その男は 北海道に戻ってから 少し間があって 銀行関連の会社に勤めることになった。 その会社では その時 口座情報の確認のために 顧客宛に返信用の封筒を入れ 送るという仕事が発生したタイミングだった。 その数 数百万通。 人手が必要だったということがあって その男はうまい具合に入り込むことが 出来たんじゃなかろうか＾＾ 封筒を送る作業と 返信してきた封筒を開け 情報を取り込む作業が続いた。 その返信封筒なのだが、 宛名は 「○○会社事務センター 行」 みたいな感じで印刷されていた。 「行」を「御中」に訂正してくる封筒もあれば、 そのままの封筒もたくさんあった。 訂正しないで 返信してくる人って 知ってて 訂正しないのだろうか もしかして 知らないでいるのだろうか。 その男は 毎日こなさないといけない数が数だけに 気にしてはいられない状態になっていた。 必要なのは 中身の情報だけ の世界。 ・・・・・・・・・・ でもなあ・・・ 作業する方にとっては 全く問題のないことなのだが、 「行」を訂正して「御中」に変える人と そうではない人では その人たちの世界では 何かしらしら 違いが発生しているかも なんて 思ったりしていたこともあったようだ。 ビジネスマナーみたいなところで・・・ ・・・・・・・・・・ ところで 何で「御中」なんだろう・・・＾＾ 「行」のままじゃ ダメだろうか・・・ 「行」でも 相手先には届けることが出来るが・・・ 返信封筒の宛名(会社名等）を 「行」にしているのは 「へりくだっている」言い方な訳で そのまま返信してしまうと 「失礼」ということになってしまう。 なので 返信先宛(会社名等）には 訂正して「御中」に。 そもそも「御中」とは・・・ それは「中の人へ」という意味で 中の会社や組織に所属している人は誰でも 開けてＯＫということになっている。 「中」に丁寧な表現の「御」を付けたのだとか（？）。 その男の調査によると 最近は 願書の宛先に 初めから「御中」に なっている封筒もあるらしい。 お互い 作業を省く 効率化ということか。 その男は 何でも 効率化でいいのだろうかと ふと気になってみることにした＾＾ どうなんだろう・・・ その男は 本を送る際 何かしら メッセージを手書きで書いたりしているようなのだが、 出荷作業の効率だけを考えると 手間ではあるが・・・ そのことが これまで不思議にやってこれている部分のような 気もするのだが・・・ 感謝 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2017年03月14日 10時32分08秒
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