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カテゴリ:ボク 2017
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ひと月ひと月を季節の花で代表させた花がるたは、 トランプやマージャンに比して、 いかにも日本的な好みの現れたカードである。 ★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★ 『金田一先生が語った言葉とこころ』(学習研究社)より ・・・・・・・・・・ 「花がるた」って何だっけ? それは「花札」のことだった^^ 小学生の頃、大人たちに混じって やった覚えがある^^ 一月は松 二月は梅 三月は桜・・・ 九月は菊 十月は紅葉 十一月は柳・・・ そして 十二月は桐(きり)。 (月ごとに4枚 合計48枚でやる。) 桐の花って 咲く時期は 6月だという・・・ 金田一先生は 何故「桐」を12月に持ってきたのかについて 解説されている。 「花かるた(花札)」は「天正かるた」から 発達したものらしい。 「天正かるた」は 16世紀にポルトガルから伝えられたカードゲームの 国産化したもののようだ。 1(竜の絵柄)の札をピン、12(王の絵柄)の札をキリと 呼んでいたようで、 ピンはポルトガル語の「点」を意味する(pinta)から、 キリは「果てや区切り」を意味する「切り・限り」から という説が有力のようだ・・・。 12月が「桐」というのは・・・ 「キリ」を植物の「桐」にしゃれたところから だという・・・ なるほど^^ ・・・・・・・・・・ 「ピンからキリまで」っていう言葉は たまに使ったりするのだが、 どうも ここから来ているようだ・・・・ 通常は 「最高のものから 最低のものまで」いろいろ・・・ みたいな感じで使われていると思う・・・ ふと「ぴんから兄弟」が浮かぶ^^ 何それ? たぶん話が通じない人もいるだろう・・・ 「女のみち」がヒットした 歌謡コーラスグループと いうんだろうか、前身は「ぴんからトリオ」だった。 「ぴんからトリオ」は「ピンからトリをつかいみたい」 というダジャレから生まれた名前のようだ。 ・・・・・・・・・・ 何も考えないで というか 普段何気なく使ったりというか そんな言葉に意識を向けると 発見や気づきがあって 面白い^^ ところで「花札」って 今 やっている人はいるのだろうか・・・? 感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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