岡村靖幸
2月5日に覚醒剤所持で逮捕された岡村。これで3度目。もう二度と会えないんだろうか。2005年、二度目の逮捕時は、実刑判決が出て服役したはず。その時は「なんてバカな事をしたんだ」と反省し、法の裁きをきちんと受け止め「また世にでたら、その時は覚醒剤撲滅運動の歌をうたいたい」とまで言い放った岡村。どぉなっちゃってんだよ・・って私が聞きたい。ほんとに、そんなに一人で生きてくのがつらかったの?誰かパートナーは見つからなかったの?昨年秋にライヴ再開ですべて元に戻って新たな再スタート切ったんだとばかり思ってた。でも現実はつらくてさみしくてどうしようもないくらいに絶望感に満ちていたんだろうか?逃げ込む先が覚醒剤しか見いだせないくらいに気持ちがすさんでいたの?そんなに気持ちがダウンしてたとは気付かけなかった。外見が変わっても気持ちは今もずっと昔のまま。青春に人一倍こだわり続け答えを捜し続けた岡村。私を始め同世代のほとんどが気持ちに折り合いを付け妥協し先に楽な道を選んでしまった気がしてる。友人の尾崎とはひと味違う鋭い野生の感でまっすぐ突き進んで立ち止まる事は許されず、違う岡村違うパフォーマンスいつも変化し続ける事ばかり要求され続け、あげくの果てには誰にも救いを求めず自ら破滅の道へ行くことないじゃん!!「さみしくて悲しくてつらいことばかりならばあきらめて構わない大事な事はそんなんじゃなーい青春て1.2.3 フォー 暴れまくってる情熱」この歌はなんだったかな~ってしばらく思い出せず、アップテンポではじけてる割には妙な焦燥感を感じさせ、1990年当時20代半ばで既に冷めた目で世の中を見つめてた岡村ちゃん。月日がどんなに流れても気持ちは変わることなくさまよい続け、いつも、どうして?なぜなの?って問いかけてたけど答えが出ることは無く虚しい気持ちも分かる気がする。だからといって覚醒剤に救いを求めたのは間違いだった。何十年かぶりにお父さんと裁かれる場所で再会し、その時に再び親子関係を築く事を約束してくれた岡村のお父さん。もう何も怖い事も悩む事も苦しみからも解放されて楽になれると感じてた。3度目の逮捕で音楽生命がほぼ絶たれてしまい、むごい気もするが、岡村、みんなあなたの事をいつまでも待っている。同じ時代を駆け抜けた者にしか分かり得ない何か。むわっと香り立つバブル時代の喧噪を冷静にくぐり抜けて一人でここまで生きてきたあなたを褒めてあげたい。またいつか会えると信じて今思い出す懐かしい歌の数々White courageを今思い出してるアコギとピアノ伴奏だけのシンプルな楽曲。岡村の本心が隠すことなくさらけ出され、君にたどり着けない現実がモノクロの世界で再現される。でも降り出した雪にキラキラ輝く救いを感じ、気づく。また前を向いて歩くしかないんだと。新しい勇気を僕らは探してる映画の色してる駅だけ浮かんでるIlove you,You love me振り返らず 歩いてゆくのあともう君の夜汽車までもうすぐ もうすぐけれど もう 心の中は もう遠い 遠い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いくつものWhite Angelが空からこぼれ笑いながら 溶けてく救われた気分さ