有名なお菓子の真似をしたお菓子は
全国各地に多いですが、
ただ真似ただけでは、
本物を乗り越えられませんね。
これとは別に、
自社の商品のパクリもあります。
売れている商品の別バージョンです。
でも、これもなかなか元の商品を
超えることができません。
売れている元の商品のイメージが
強すぎるからでしょう。
別バージョンが本当にうまくても、
イメージのずれが生じて、やはりこちらが・・・
となってしまうのですね。
「白い恋人」に対して
ミルクチョコレートを使った「ブラックタイプ」、
通称「黒い恋人」がそうですね。
(余談ですが、かなり前に宮崎土産で
「黒い恋人」というお菓子を目にしたことがあります。
誰か実態を知ってる人いませんか?)
仙台の「萩の月」に対する
チョコレートクリームを使った
「萩の調」というのもあるのですが、
知ってますか?
京都の「○○入生八橋」
広島の「もみじ饅頭」
沖縄の「ちんすこう」
なども、バリエーションを増やせばいいってものでも・・・
という状態ですね。
バージョンを変化させるのなら、
「八橋」→「生八橋」→「餡入生八橋」という
一捻りした変化でなくては難しいですね。
ところで、岩手土産で「餡入生南部せんべい」
というのをもらったことがあります。
生八橋のようですが、確かに南部煎餅でした・・・