わき役の大役
大晦日も、神戸ビーフのスキヤキだったのに昨晩のディナーも新年早々、神戸ビーフの焼き肉だった。2008年後半、サーが黒毛和牛のお仕事を始めて以来すっかり牛肉研究生になって最近凝っているのは、神戸牛でも、「モモ」の部分。サーロインやロースの部分は、やっぱちょっと飽きてきたしモモの方がお肉の味が、じゅいっとして、娘もお気に入り。たくさん入ってしまうのが難点だけど。贅沢かもしれないけど、半分お仕事だから食べ比べてみないと、お客さまにもお勧めできないので。でも、さすがに最近、牛肉食べすぎのような気もしてる。ワタシ自身は、あんまりお肉ばっかり食べてると「肉食獣」とか「肉食恐竜」みたいになって人格が凶暴になると信じているタイプなのでこれ以上、凶暴になってはよそさまにも迷惑がかかる。でも、分かっちゃいるけど、今日はまた全然別の意味でワタシは、どうしても、スキヤキ、またはしゃぶしゃぶが食べたい。と、いうのも、実は、お正月用にサーが日本から取り寄せた「日本の長ネギ」が、たくさんあるの。基本的には、お馬さんやウサギさんたちと一緒に温和な草食チームでいたいと凶暴化する前は思ったりもするのですがでも、本日は、この長ネギさんがイカレちまう前にどうしても、スキヤキ、またはしゃぶしゃぶで美味しい神戸ビーフさんとともに、食べてあげたい。多分、去年もその前も、この時期になると「日本の長ネギ」のことをブログに書いている気もするんだけど何度書いても伝えたいほど、日本の長ネギさんは旨い。マレーシアの長ネギは、「どちらさま?」と訊きたくなるほど違うから。日本の長ネギでさえあれば、どこそこの曲がりネギでなくたって、旨い。日本に住む皆様に、そのありがたみを知ってもらいたい。「生は嫌だけど。」日本の長ネギっていい奴だ。できれば今日は、あえて牛さんをわき役に長ネギさん、主役級で食べてあげたい。この意見に共感していただけて、一緒に食べてくれる人募集します。