Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

2005/12/06(火)16:35

1人で登園

子ども情勢(940)

広島の事件が解決して何より。 でも、本当の意味では、何も解決していない・・・ そして栃木の事件・・・ どんな事件があろうが 嬢は相変わらず1人で登園している。 (ま、一緒に行くこともあるし、車で送ってやることもあるしいろいろだけど) 事件のことも、TVのニュースで流れるたびに説明しはするものの・・・ 「知らん人には絶対についていかれんよ!」 「お菓子あげるって言われても、知らん人からはもらわれん!」 「何かかんかと誘ってくるやろうけど、絶対にのらんこと!」 が、どう言っても仕方ないだろうなぁ。 どの子だってそう言われていたに違いないし。 口車に乗らなくても、どうにでもなる。 私だって、嬢の口をふさぎ、ドタバタしようが抱え込み、車に乗せるってことは (容易じゃないけど)絶対にできる(いつも実証済み)。 成人の女性だって連れ去られるんだもの。 幼女って簡単だろう。 小学校ですら集団登校、集団下校しているのに 幼稚園児、それも標的の女の子が1人で・・・ 近所の人に「気をつけんとね」といっぱい注意された。 そりゃ、心配していない訳じゃない。 交通事故も誘拐も 対岸の火事どころか、身近に絶対に起こりうる問題。 もしも、もしも、もしも何かあったら・・・ 絶対に何にもない! 絶対に安全! なんてありえない。 毎朝、チョチョイとチャリなり車で園の前まで連れて行くことって なぁ~んのことない簡単なこと。 化粧しかけだろうが、寝間着のままだろうが、車で1分 園の10m.ほど手前で降ろして、くるりと帰る。 本当に簡単にできることだし、苦ににもならないこと。 でも、あえて1人で登園したり、2人で散歩しながら登園したり・・・ あと2ヶ月半ほどか・・・ ある意味、1人で駅まで行って、電車に乗って、乗り換えて・・・ そんな小学校登校をさせたかった。 (あいにく、そういう学校が1つしかないのがネックだけど) 子どもを守るということ・・・ 傍で見守る、遠くから見守る、囲う、一緒にいる、フォロー・・・ 誰が? 親だけが、近所が、地域が、社会が・・・ いろいろな考え方があると思う。 でも、「守ってやって」いたくはない。 「守られて」安心していてほしくもない。 1人で考え事をしながら、1人で季節の移り変わりを感じながら 1人で風景を焼付けながら、1人で・・・ そんな大切な時間を子どもから奪いたくない。 高度な教育だの豊かな生活だのよりも そんな大切な基本的な安全こそを、子どもに与えてあげたい。 それが大人の務めだとも思う。 本当にアブナイ「野郎」が増えてきすぎている。 常識だの道徳だの倫理だの・・・ 危ない野郎たちは、どう教わってきたのだろうか。 どうネジクレて、それが助長されているのか。 家庭環境が悪くても、生活状況が悪くても、 根本的なこともまでもが歪まないといけないのだろうか。 事件のホトボリ?!が冷めたら警戒態勢も解除?! どこの親も学校も園も、またいつもの日常?!ってのになるのだろうか。 で、また事件があったら騒いで・・・ 悲しいなぁ。

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