古タオル200枚をぞうきんに 理容師ら学校に寄付
理容師でつくる佐賀県理容生活衛生同業組合青年部(中島秀則代表)は23日、佐賀市巨勢町の巨勢公民館で、理容室から出た古タオルをぞうきんにリメークした。出来上がった約200枚を県内の幼稚園や介護施設に寄付する。 1店舗の理容室から年間100枚以上出る古タオルの再利用を進めようと企画。同組合の理容師10人が、各店から集まった古タオルを、ミシンで約200枚のぞうきんに縫い上げた。出来上がったぞうきんは諸富北幼稚園などに贈る。 中島代表(40)は「理容室は、お客さん1人に5枚以上のタオルを使うので、毎年たくさんの古タオルが出る。まだきれいなものも多くもったいない。リサイクルして、学校や介護施設などで役立ててもらいたい」と話している。 【写真】古タオルをぞうきんにリメークする理容師=佐賀市巨勢町の