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2022.07.18
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テーマ:川柳(151)
カテゴリ:川柳
日本には五七調が古くからある。家永三郎先生はこれは漢詩の五言や七言に由来するとしていた。大野晋先生の「日本語の源流を求めて」では、日本語とインドタミル語との関係をテーマにしていて、実はタミルにも五七五七七の定型があるとのこと。五七調はリズムができる。谷川俊太郎さんが俵万智さんを敵だと言う。五七調の定型に抵抗して独自のリズムの詩を書こうとしたからだ。
 短歌は五七五七七、これを五七五の部分と七七の後の部分を交互に歌っていく連歌が生まれた。五七五の部分だけが独立して、季語を入れるのが俳句だ。季語は春夏秋冬正月があり、違う季節の季語が同時に詠まれてはならない。柄井川柳は五七五の句で珍作を詠むのが余の発明なりとした。五七五の定型を守れば後は珍作だったらいいのだ。
 俳句は主に自然、川柳は人間を詠む。人間味のある俳句も自然の入った川柳ももちろんあり、どちらにも入る作品もある。定型を無視する句はどちらにもあり、作者が川柳と言えば川柳になり、俳句と言ったら俳句になるのだろう。
 
浜松は出世城なり初松魚(かつお) 松島十湖

俳句の特徴はある主張、観察、行動、情景などに季語を添える。それが関連のあるようなないような感じだ。出世城と浜松は関連があるが、初がつお(夏の季語)は唐突なようで風情を出している。

これを川柳風にパロディを作る。

浜松はウナギ昇りの出世城 

浜松はうなぎがぶりに出世城

縁語でしゃれたりする。何か工夫して面白味を出すのだ。

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最終更新日  2022.07.18 14:22:30
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